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FX「年初来高値更新後、小反落。今夜は消費者物価に注目」メキシコペソ見通し

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総括

FX「年初来高値更新後、小反落。今夜は消費者物価に注目」メキシコペソ見通し

(通貨6位、株価3位)
                                          

予想レンジ 5.4-5.9

 (ポイント) 
*年初来高値更新。対円で5.665をつけた。その後小反落
*ペソロングなら今年のパフォーマンスは良好
*本日は消費者物価の発表
*中銀は今年の成長見通しを上方修正
*9月製造業PMI、8月鉱工業生産が改善 8月小売売上もまずまず
*メキシコ大統領、米の国境再開を称賛
*9月の車生産20万台 3カ月連続前年割れ 半導体不足で
*海外からの送金、再び過去最高更新 8月
*資源関連産業を政府が独占 大統領が法案提出
*貿易収支は7月、8月と赤字が続いた
*中国はメキシコへTPP申請をアピールしている
*対米経済対話は前向きに進む
*米国への貿易依存度が高い
*バイデン米大統領をメキシコへ招待する予定
*ペメックス格下げ
*外需は強いが内需は弱い
*2021年春以降、米国からの旅行者が激増している

(年初来高値更新後、小反落)
9月消費者物価の上昇、9月製造業PMIと8月鉱工業生産の改善、中銀の21年の経済成長見通しの上方修正、資源価格の上昇、8月郷里送金の増加でペソは年初来高値を更新、そのご反落。
自動車生産台数減少の報道があった。9月は20万8092台と、前年同月比33%減となった。世界的な半導体不足の影響が続いており、3カ月連続で前年の水準を下回った。

(8月小売売上)
 8月小売売上は
前月比 変らず 7月0.5%減 予想0.7%減
前年比 7.2%増 7月9.9%増 予想6.6%となった。まずまずの数字

(今夜は消費者物価)
今夜は10月半ばの消費者物価の発表がある。
予想は6.09%。インフレ目標は3%で、大きく上振れているので中銀は引き締め政策を続けるだろう。

(国有化を目指せば)
 電力の国有化に続き、ロペスオブラドール大統領は、鉱業部門での政府の支配力強化に向けて鉱業法改革を提案していることも悪い材料かもしれない。大統領に批判的な勢力は、改革案はメキシコの鉱業部門への投資熱を冷ますだけでなく、米国やカナダとの新たな貿易紛争の火種となる恐れがあるとの見方を示している。暫く状況を見ていきたい。

(入国制限)
朗報は米政府が新型コロナウイルスワクチンの接種完了を条件に外国人のメキシコ国境からの入国制限を11月に解除する決定を下したことだ。国境再開は18カ月超ぶりとなるが、中国とロシアのワクチンを接種したメキシコ人数百万人は対象外になる可能性があるという。

(シャープがテレビをメキシコで生産)
シャープが2022年春に米国でテレビ事業に再び参入する。動画配信のオリジナルコンテンツを持つ米ロク社と提携し、同社製ソフトウエアを搭載した大型テレビを取り扱う。シャープは経営危機を受け、16年以降は同国での一般消費者向けテレビ販売から撤退していた。
 米国で販売するテレビは、親会社である台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業のメキシコ工場で生産する。

テクニカル分析

年初来高値を更新し小反落

日足、ボリバン2σ上限から反落。雲上。10月18日-21日の上昇ラインがサポート。2σ上限は5.682、3σ上限は5.772。10月20日-21日の下降ラインが上値抵抗。5日線上向きだが今朝は下向きかけている。20日線も上向き。
週足、10月4日週-10月11日週の上昇ラインがサポート。ボリバン2σ上限を一時越えるが反落。
 月足、雲下限で抵抗される。雲下での推移が長い(2016年1月以来)。ボリバン中位は上に抜ける。ボリバン中位は5.112。3か月連続月足陰線も今月はここまで陽線。21年3月-9月の上昇ラインを下抜くも上抜き返す。
年足、陽転。15年-20年の下降ラインを上抜く。

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VAMOS MEXICO

メキシコと米国で移民抑制のための投資を行う

 メキシコと米国の当局が米国への移住を抑制するために、メキシコ南東部の州に今後3年間で数十億ドルの投資を行う。移住はメキシコと米国の両方に課題をもたらす現象であり、解決策を生み出すことは共通の責任である。チアパス州知事のルティリオ・エスカンドン氏は、雇用を創出し、移住を食い止めるために、より多くの産業を必要としていると述べた。カマラ・ハリス米国副大統領は、メキシコと米国は二国間関係において「新時代に乗り出している」と述べ、両国は対処するための戦略的パートナーシップを確立するための覚書に署名した。

情報提供元:FX湘南投資グループ
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