2021年9月16日
【ドル/円】:下値抵抗を守った状態。上値余地も限られる可能性。ドルの戻り売り方針で。
ドル/円は小幅続落となりました。109.10-20の抵抗に跳ね返されており、下げ渋りの形となりましたが、揉み合いを下抜けた位置にあることから、ドルの下落リスクにより注意が必要です。110.30-40に日足の抵抗がありますが、これをしっかり上抜けて終えない限り、下値リスクは軽減されません。 ドル買いは様子見か108.70-80で押し目買い。損切りは108.30で撤退です。ドル売りは109.50-60で戻り売り。損切りは浅い場合で109.80,深い場合は110.10で一旦撤退です。 日足の上値抵抗は、110.00-10,110.30-40に、下値抵抗は109.00-10, 108.50-60,108.00±10銭にあります。
【ユーロ/円】:小反発の可能性。上値抵抗にも注意。
ユーロ/円は小幅続落となりました。下げエネルギーの強いものではなく、129.00-10の下値抵抗を守って小反発に転ずる可能性があります。上値も切り下げているので、129.90-00の日足の抵抗にぶつかる可能性にも注意が必要です。買いは129.00-10で再度押し目買い。損切りは128.70で浅めに撤退です。売りは129.90-00で戻り売り。損切りは130.30で撤退です。上値抵抗は129.90-00,130.20-30,130.60-70に、下値抵抗は129.00-10,128.50-60,128.00-10にあります。131.00超えで終えれば一段の上昇へ。128円割れで終えた場合は“ユーロ弱気”に変化します。
【ユーロ/ドル】:上下の抵抗を抜けきれない可能性。
ユーロ/ドルは小陽線で続落を食い止めていますが、1.1830-40の上値抵抗にぶつかっており、上昇余力に欠けるものです。一方で、下値抵抗も守っており、深い押しにもまだ繋がり難いと見られます。買いは1.1770-80で押し目買い。損切りは1.1730で一旦撤退です。売りは様子見か1.1880-90まで引きつけて。損切りは1.1920で浅めに撤退です。上値抵抗は.1.1830-40,1.1880-90に、下値抵抗は1.1770-80,1.1740-50にあります。1.1700割れで終えた場合は短期トレンドが変化します。
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