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FX「豪8月雇用統計に注目」注目の高金利通貨 豪ドル/円 9月15日号

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豪ドル/円(4時間足)

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※レポート内の為替レート・チャートは外為どっとコム「外貨ネクストネオ」を参照

直近1週間のポイント

・米中対立懸念がやや後退
・米テーパリング観測で株安
☆RBA総裁が利上げ観測をけん制

豪ドル/円は半月ぶり安値へと下落

10日には、米中首脳会談が7カ月ぶりに行われた事で一時81.40円台まで上昇する場面もありましたが、米国で早期テーパリング(量的緩和の段階的な縮小)観測が広がり、株価が下落したため80円台へと押し戻されました。
13日も押し目買いで強含みましたが81.10円台で頭打ちとなり、14日には一気に80.10円台まで下落しました。
この日は、豪中銀(RBA)のロウ総裁が「2022年や2023年の(市場の)利上げの織り込みは理解できない」などと発言した事が材料視された上に、米国株が下落した事で豪ドルに下落圧力がかかりました。
15日の東京市場では一時80.01円前後まで下落して8月30日以来の安値を付けています。

注目ポイントは豪8月雇用統計

16日に発表される豪8月雇用統計に注目です。
豪州では新型コロナウイルスの感染拡大によって、シドニーやメルボルンなどの大都市でロックダウン(都市封鎖)が続いています。
その影響で雇用の落ち込みが懸念されており、8月の新規雇用者数は前月比8.00万人減少すると予想されています。
失業率も5.0%へと0.4ポイント悪化する見込みです。
雇用の悪化はある程度織り込み済みとはいえ、利上げ先送り観測が一段と深まる可能性があるため要注意でしょう。
その他、21日には9月7日の豪中銀(RBA)理事会の議事録が公表されます。
資産買い入れプログラムの規模を予定通り縮小した一方で、期間の延長を決めた会合の議事録とあって、市場の注目を集めそうです。

来週までの豪ドル/円の見通し

予想レンジ
78.000~81.750円
基調
上値重い

来週までの注目ポイント

☆9/16 豪8月雇用統計
・9/21 RBA議事録
・主要国株価 国際商品価格

「為替チャート|豪ドル/円(AUDJPY)|60分足」はこちら

「高機能チャート(テクニカル分析|豪ドル/円(AUDJPY)|60分足」はこちら 

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