「ドル/円は緩やかながら112円台へ」マット今井のトレードアイディア 2021年8月19日

マット今井のトレードアイディア

今週発表された7月27日、28日のFOMC議事録には殆どのメンバーが今年年内のテーパリング(債券購入の規模段階的縮小)を支持していたということが記されていました。つまり、先週ご紹介しましたFOMCの関係者の発言が、FOMCの中で議論されたことに平仄(ひょうそく)を合わせた形になっていることが確認されたわけです。

 これだけ、金融政策についてはっきりした変更が示唆されたことは本当に久しぶりです。ですから、これをきっかけにして1つの流れ、つまり、長期金利上昇とドル高相場が出来てきてもまったく不思議ではありません。ただ、最近の相場は急激な動きになることがあまりないことを考えると、そのペースは非常に緩やかになるのではないかと思います。

 ドル/円で見ると、109円を底値として、底堅い動きになっていて、緩やかではあるものの、112円台を目指していくことになると思います

 ユーロ/ドルで見ると、ついにずっと切れなかった1.17を下に割り込んできました。こうなると、次のターゲットは1.16ということになります。さすがに1.16はかなり頑丈で簡単には下に切れないとは思いますが、そこが切れることがあれば、1.12といレベルが見えてくるのはないかと考えています。

【ドル/円(USD/JPY) 日足チャート】

ドル円 日足


【ユーロ/ドル(EUR/USD) 日足チャート】

ユーロドル 日足

 

【人気企画のお知らせ】

media.gaitame.com

【インタビュー】

imai.jpg 株式会社マットキャピタルマネージメント 代表取締役
今井雅人
1962年生まれ、岐阜県下呂市出身。上智大学卒業後、1985年に三和銀行入行、1987年よりディーリングの世界に入る。1989年から5年間シカゴに赴任、その間多くの著名トレーダーと出会う。日本に戻ってからは為替部門に従事。2004年3月までUFJ銀行の為替部門の統括次長兼チーフディーラーを勤めていたが、同年4月に独立。内外の投資家にも太いパイプを持ち、業界を代表するトレーダーとして活躍するが、2009年8月第45回衆議院選挙に立候補し、初当選。現在は、議員活動と経済アナリスト活動で、超多忙な毎日を送る。元東京外為市場委員会委員、東京フォレックスクラブ理事歴任。現在、ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチの有料メールマガジン「ザイFX!プレミアム配信 with 今井 雅人」にて為替予測などを鋭意配信中。
●免責事項
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。
top