2021年8月10日
【ドル/円】：上値余地を探る動き。上値抵抗にぶつかる可能性にも注意。
ドル/円は寄せ線で終えています。下値を急角度で切り上げる流れを維持していることや、7/2に付けた111.66を直近高値とする短期的なレジスタンスラインを上抜けた位置をキープしており、上値余地が若干拡がる可能性が高いと見られますが、110.50-60超えから厚くなる上値抵抗にぶつかる可能性にも注意が必要です。 111.10-20の抵抗をクリアした場合は短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻しますが、111.60-70の抵抗を上抜けて越週しない限り、強気の流れに戻しません。逆に109.50以下で終えた場合は続落の可能性に要注意。 ドル買いは1日様子見か109.90-00の押し目を軽く買って109.70で浅めに撤退です。ドル売りは損切りが付いたので1日様子見か110.50-60で戻り売り。損切りは111.20で撤退です。 日足の上値抵抗は110.60-70，111.10-20，111.40-50に、下値抵抗は109.80-90，109.50-60，109.00-10にあります。
【ユーロ/円】：戻り売り方針変わらず。
ユーロ/円は小幅続落。強い下値抵抗ポイントにあるので売りは130.00-10の戻り待ちとします。損切りは130.50で撤退です。トレンドが弱いので買いは様子見か129.10-20の押し目を軽く試し買い程度に。損切りは128.80で浅めに撤退です。130.20-30の抵抗を実体ベースで上抜けた場合は下値リスクが若干後退します。131.00超えに値を戻した場合は短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻します。上値抵抗は129.70-80，130.00-10，130.20-30に、下値抵抗は129.10-20，128.00±10銭にあります。
【ユーロ/ドル】：上値の重い展開続く。
ユーロ/ドルは小幅続落となりました。下げエネルギーの強いものではありませんが、トレンドが弱く下値リスクにより警戒が必要です。買いは損切りが付いたので様子見か1.1700-10で軽く試し買い程度に。損切りは1.1670で浅めに撤退です。売りは1.1800-10の戻り待ち。損切りは1.1840で浅めに撤退です。1.1700割れで終えた場合や値動きの中で1.1650割れを見た場合は新たな下落リスクが点灯します。短期トレンドは1.1950超えで終えない限り、変化しません。上値抵抗は1.1760-70，1.1800-10，1.1830-40に、下値抵抗は1.1700-10，1.1650-60にあります。
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