2021年7月5日
【ドル/円】：上値抵抗にぶつかる。押し目買い方針は変わらず。
ドル/円は直近の日足が陰線引けとなり、この足が週足の上値抵抗にぶつかっています。また、前日の陽線の値幅を切り崩す形で終えており、上値の重いスタートとなりそうですが、110.50-60に強い下値抵抗が控えており、これを割り込むほどの押しにも繋がらないと見られます。但し、可能性が低いと見ますが110.00を割り込んで終えた場合は日足の形状が悪化して下値リスクが点灯します。 今日はNY市場休場のため、上下ともに限られる展開が予想されます。 今日のドル買いは110.60-70で押し目買い。損切りは110.00で撤退です。ドル売りは1日様子見か111.30-40の戻りを軽く売って111.70で撤退です。 日足の上値抵抗は111.20-30，111.50-60，111.80-90に、下値抵抗は110.50-60，110.20-30にあります。
【ユーロ/円】：押し目買い方針継続。上値抵抗にも注意。
ユーロ/円は小反落。下げ余力の強いものではありませんが132円台後半に強い上値抵抗が控えており、133.50超えで終えるまでは下値リスクにも注意が必要です。買いは、131.60-70の押し目を軽く拾って131.20で浅めに一旦撤退するか、131.00-10の押し目待ちとします。この場合の損切りは130.40で撤退です。売りは132.30-40で戻り売り。損切りは132.70で浅めに一旦撤退です。強い上値抵抗は132.80-90，133.10-20に、下値抵抗は131.50-60，130.80-90にあります。130.50以下で終えた場合は再び下値リスクが高くなります。
【ユーロ/ドル】：下値抵抗に跳ね返される。トレンド変化は認められず。
ユーロ/ドルはタクリ足の陽線引けとなり、下値トライに失敗した形で終えています。上値を切り下げる流れからは上抜けていませんが1.1800-10の強い下値抵抗には跳ね返されており、これを支えとして反発余地を探る動きが強まると見られます。トレンドの弱さに変わりありませんが、1.1800±10ポイントは重要な下値抵抗ポイントでもあることから、押しは一旦買い場となる可能性も高いと見ています。但し、1.1700割れで終えた場合は新たな下落リスクが点灯します。買いは1.1810-20で軽く試し買い程度に。トレンドがまだ弱いので、損切りは1.1780で浅めに撤退です。売りは1日様子見か1.1960-70の戻り待ちとします。損切りは1.2010で撤退です。短期トレンドは1.2050超えに実体を戻さない限り下値リスクがより高い状態です。
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第 119 条により罰せられますのでご注意ください。尚、このレポートは情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。
