メキシコペソは、16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後に急落した。17日早朝には対円で5月前半以来の5.403円前後まで下落。対ドルでは4月初旬以来の20.4324ペソ前後まで下落している。FOMCは、これまで早くても2024年としていたゼロ金利解除の予想時期を2023年中に前倒しするとともに、2023年中には2回の利上げが必要になるとの見通しを示した。
FOMCの利上げ期待で基軸通貨のドルの魅力が増せば、新興国通貨に下落圧力がかかるのは必定だろう。特にメキシコペソは過去1年間でドルに対して10%超上昇していただけに、利益確定の売りが出やすかったと考えられる。
今後のペソの動向については、FOMCの利上げの確度がカギになると同時に、メキシコ中銀が引締めスタンスを表明できるかもポイントになるだろう。なお、次回のメキシコ中銀金融政策決定会合は来週25日に開催される。
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