2021年6月2日
【ドル/円】:ドルの押し目買い方針継続。
ドル/円は値幅の小さい寄せ線で終えています。上下の抵抗を抜けきれていませんが、下値を切り上げる流れを維持しており、押し目買い方針継続とします。但し、108.50以下で終えるか、108.80以下で越週した場合は下値リスクが高くなります。短期トレンドは108.00割れで変化します。 ドル買いは109.30-40で押し目買い。下値余地を109.20近辺まで見て置く必要があります。損切りは108.80で撤退です。売りは109.90-00で戻り売り。損切りは110.40で撤退です。 日足の上値抵抗は109.90-00,110.20-30,110.60-70に、下値抵抗は109.20-30,109.00-10,108.50-60にあります。
【ユーロ/円】:押し目買い方針継続。
ユーロ/円は小陰線で終えています。単体では下げエネルギーの強いものではありませんが、134円台に実体を乗せられない日々が続いており、133円台の足元を固め直す動きが強まる可能性が生じています。買いは1日様子見か、133.30-40で押し目買い。損切りは132.80で撤退です。132.80以下で終えた場合は下値余地がもう一段拡がり易くなります。上値抵抗は133.90-00に軽い抵抗が、134.50-60に強い抵抗があります。下値抵抗は133.20-30,133.00-10,132.50-60にあります。短期トレンドは132円割れで“ニュートラル”な状態に戻します。
【ユーロ/ドル】:押し目買い方針継続。
ユーロ/ドルは寄せ線で終えていますが、上ヒゲがやや長く、1.2250-60の上値抵抗にぶつかって押し戻されています。この反動で下値余地を探る動きが強まる可能性がありますが、下値を切り上げる流れには変化が認められないので押し目買い方針継続とします。買いは1.2200-10の押し目を軽く拾って1.2170で浅めに撤退するか、1.2150-60の押し目待ちとします。この場合の損切りは、1.2120で撤退です。売りは様子見か、1.2260-70まで引きつけて。損切りは1.2280で浅めに撤退です。日足が1.2130以下で終えた場合は下値リスクがやや高くなります。短期トレンドは1.2050割れで“ニュートラル”な状態に戻します。
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第 119 条により罰せられますのでご注意ください。尚、このレポートは情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。