シカゴIMM通貨先物ポジションの推移から為替市場の全体的な状況と投資マインドを読
み解きます。
目次
▼IMMポジション ユーロ/ドル
ユーロネットロング6週連続増加
ドル/円
IMMポジション ドル/円
ポイント
【円ネットショート横ばい】
5月25日時点で円のポジションはドルに対して5.0万枚の売り越し(ネットショート)。
ロング・ショートいずれも小規模のポジションを取り崩した結果、ネットショートは前週から横ばい。
期間中のドル/円相場は米金融政策の正常化観測が再浮上する中、一時的に買いが強まる場面もあったが、狭いレンジ内で一進一退の展開。
そうした動きを眺めながら、投機筋の動きもポジション調整が主流だったと考えられる。
ユーロ/ドル
IMMポジション ユーロ/ドル
ポイント
【ユーロネットロング6週連続増加】
5月25日時点でユーロのポジションはドルに対して10.4万枚の買い越し(ネットロング)。
ロングがポジションを積み増した事で、ネットロングは前週から0.4万枚増加し、約2カ月半ぶりの高水準となった。
期間中のユーロ/ドル相場は米長期金利の低下などを手掛かりに、約4カ月半ぶりとなる高値をつけた。
投機筋の間で、再びユーロ先高感が強まっている様子が窺える。
ポンド/ドル
IMMポジション ポンド/ドル
ポイント
【ポンドネットロング増加】
5月25日時点でポンドのポジションはドルに対して3.1万枚の買い越し(ネットロング)。
ショートの削減が効いてネットロングは前週から0.6万枚増加。
期間中のポンド/ドル相場は1.42ドル台の約3カ月ぶり高値圏でのもみ合いが続いただけに、投機筋の一部は売り持ちを諦めた(手仕舞った)模様。
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IMMポジション
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