2021年3月29日
【ドル/円】：一段の上昇の可能性が点灯中。押し目買い方針で。
ドル/円は3手連続陽線引けとなり、直近の陽線が109.20-30の日足、週足の抵抗を上抜けて終えています。新たな上昇トレンド形成の動きに入った可能性が生じており、一段の上昇の可能性が点灯中です。110円台で終えた場合は、一段のドル上昇へ。但し、可能性がまだ低いと見ますが108円割れで終えた場合は、急伸時に素通りした107円台の足元を固め直す動きが強まり易くなります。この場合でも106円割れで終えない限り、短期トレンドは大きく変化しません。 ドル買いは109.40-50で押し目買い。下値余地を109.20-30まで見て置く必要があります。損切りは108.80で一旦撤退です。売りは様子見か109.90-00で軽く売って110.20で浅めに撤退です。 日足の上値抵抗は109.90-00，110.50-60，111.10-20に、下値抵抗は109.20-30，108.90-00，108.50-60にあります。
【ユーロ/円】：上下の抵抗を抜け消えない可能性。
ユーロ/円は高値圏で引ける陽線引けとなり、上値トライの動きが先行すると見られますが、上値を切り下げる流れからは上抜けきれておらず、下値リスクを残した状態です。一方で128円台の抵抗を守っており、128円割れで越週するか値動きの中で127円割れを見ない限り、下値余地も拡がり難い状態です。下値リスクがより高いので買いは様子見か128.60-70の押し目待ちとします。損切りは127.90で一旦撤退です。売りは上値余地がもう一段拡がる可能性があるので、1日様子見か129.80-90で戻り売り。損切りは130.60で撤退です。130.50超えで終えるか131.00-10の抵抗をクリアした場合は“ユーロ強気”の流れに戻します。
【ユーロ/ドル】：上値余地が限られる可能性。戻り売り方針継続。
ユーロ/ドルは小陽線で終えていますが、上昇余力の強いものではなく、反発余地もまだ拡がり難い状態です。下値リスクがより高いので買いは様子見か、1.1700-10まで引き付けて。損切りは1.1670で撤退です。売りは1.1810-20で戻り売り。損切りは1.1860で一旦撤退です。短期トレンドは1.20台を回復して引けない限り、変化しません。
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