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【ユーロ/ドル】欧米景況感格差広がる気配 G.COMデイリーレポート 2021年3月24日号

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その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。

3月24日(水)ユーロ/ドル

基調
下値不安

目先の注目材料
・3/24 仏・独・ユーロ圏3月製造業/サービス業PMI・速報値
・主要国株価、国際商品価格、米長期金利

欧米景況感格差広がる気配

ユーロに再び下落圧力がかかっており、ユーロ/ドル相場は昨日再び1.1850ドルを割り込んだ。
今月9日に付けた昨年11月以来の安値1.18353ドル前後に迫っており、これを下抜けるようだと、約4カ月ぶりの1.17ドル台への下落も視野に入ってきそうだ。

足元のユーロ安の背景は、新型コロナウイルスワクチンの摂取が捗らない中、イタリアやドイツでロックダウン(都市封鎖)が再開され、ユーロ圏の景気回復期待が萎みつつある事だ。
米国では1.9兆ドル規模の追加経済対策の発動で景気回復期待が高まっているのとは対照的であろう。
景況感格差の観点からはユーロがドルに対して売られやすい地合いと言えそうだ。

本日発表される仏独ユーロ圏の3月購買担当者景気指数(PMI)は、ロックダウン再開前の調査によるものとあって、目立って悪化するとは見られていない。
市場予想は独製造業60.5(前回60.7)、独サービス業46.5(前回45.7)などとなっており、仏およびユーロ圏でも概ね「前回並み」の結果が見込まれている。
ただ、それだけに予想外の悪化となった場合のショックは大きい。ロックダウン前の時点で既に景況感が悪化している事が確認されれば、ユーロ圏の景気回復鈍化に対する懸念は一層強まる事になろう。

「為替チャート|ユーロ/ドル(EURUSD)|日足」はこちら