2021年3月17日
【ドル/円】：押し目買い方針継続。上値抵抗にぶつかる可能性にも注意。
ドル/円は直近の日足が小陰線となり、この足が、2/13に付けた104.92を基点として急角度で下値を切り上げて来た流れから若干外れた位置で終えています。短期トレンドは強い状態を維持しており、急落地合いともなり難く、上値をトライする可能性に繋げていますが、これまでのドル急騰局面が一服した可能性が高くなっており、109.20-30，109.90-00の日足、週足の抵抗をこなしきれない可能性も高いと見られます。109円台からの飛びつき買いにも注意が必要です。 今日はFOMCの結果待ちで動きが鈍い展開となりそうですが、明朝の変動にも備えて、ドル買いは1日様子見か108.00-10の押し目があれば買い狙い。損切りは107.40で撤退です。ドル売りも様子見か109.20-30で軽く戻り売り。損切りは109.70で撤退です。 短期トレンドは107.00割れで“ニュートラル”な状態に戻しますが、105.50割れで終えない限り大きく変化しません。 日足の上値抵抗は109.20-30，109.50-60，109.90-00に、下値抵抗は108.50-60，108.00±10銭、107.60-70にあります。
【ユーロ/円】：ユーロ強気を維持。上値余地が限られる可能性にも注意。
ユーロ/円は小幅続落となりました。下値を切り上げる流れを維持していますが、130.50-60の抵抗を上抜け入れずに反落しており、上値の重さが感じられます。買いは1日様子見か129.00-10まで引きつけて。損切りは128.40で一旦撤退です。売りは様子見か130.30-40で軽く戻り売り。損切りは130.70で浅めに撤退です。短期トレンドは128円割れで“ニュートラル”な状態に戻しますが127.50割れで終えない限り、大きく変化しません。逆に131円台で終えれば長期トレンドもユーロ強気に変化します。
【ユーロ/ドル】：上下の抵抗を抜けきれない可能性。
ユーロ/ドルは小幅続落となりました。1.2040-50の抵抗を上抜けて終えるまでは下値リスクがより高い状態ですが、1.18台からの売りも慎重に。買いは様子見か1.1830-40で押し目買い。損切りは1.1780で撤退です。売りは1.1980-90で戻り売り。損切りは1.2060で撤退です。1.1800割れで終えた場合は新たな下落リスクが生じて1.1600～1.1800ゾーンでの下値余地を模索する動きが強まり易くなります。逆に1.2050超えで終えれば調整下げが一巡した可能性が高くなりますが、この場合でも1.2240-50の抵抗を上抜けて終えるまでは上値余地も拡がり難いでしょう。
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