2021年3月12日
【ドル/円】：ドルの押し目買い方針継続。一方向へ動く可能性にも注意。
ドル/円は実体も値幅も小さい陽線引けとなりましたが、108.80-90の抵抗を上抜けきれずに押し戻されています。単体では上昇余力に欠けるものですが、短期トレンドが非常に強い状態を維持しており、押し目買い方針継続とします。但し、108.40以下で終えた場合は108.00以下の足元を固め直す動きが強まり易くなります。この場合でも106.50割れで終えない限り、短期トレンドは変化しません。一方上値も、109.30～109.70ゾーンに週足、月足の上値抵抗が控えており、110円はまだ壁となりそうです。 今日は一方向へ動く可能性が高いので売り買いともに引き付けるか、損切りを浅めに。 ドル買いは108.40-50で軽く買って108.20で浅めに一旦撤退です。ドル売りは様子見か109.40-50の吹き値があれば売り狙い。この場合の損切りは110.10で撤退です。 日足の上値抵抗は109.10-20、109.40-50，109.60-70に、下値抵抗は108.40-50，108.00±10銭、107.60-70にあります。
【ユーロ/円】：上値余地を探る動き。
ユーロ/円は高値圏で引ける陽線引けとなり、129.90-00の抵抗を実体ベースで上抜けて終えています。強い抵抗を上抜けて一段の上昇に繋がる展開が予想されますが、130.80-90に週足ベースで見た強い上値抵抗が控えており、これにぶつかる可能性に注意が必要です。但し、131.00超えで終えれば来週以降も一段の上昇に繋がり易くなります。買いは129.70-80で押し目買い。損切りは129.10で撤退です。売りは様子見か130.80-90まで引きつけて。損切りは131.10で浅めに撤退です。短期トレンドは128円割れで“ニュートラル”な状態に戻します。
【ユーロ/ドル】：上値余地を探る動き。上値抵抗にも注意。
ユーロ/ドルは3手連続陽線引けとなり、直近の陽線が2/25に付けた1.2243を直近高値として上値を切り下げて来た流れから頭一つ上抜けた位置で終えています。調整下げが一巡した可能性が点灯していますが、1.2050-60の抵抗を上抜けて終えるまでは、下値リスクを残しています。買いは1日様子見か1.1920-30の押し目待ち。損切りは1.1880で浅めに撤退です。売りは浅い損切りが付いたので1日様子見か1.2020-30まで引きつけて。損切りは短期トレンドが変化する1.2060で撤退です。これが付いた場合は調整下げが一巡した可能性が高くなりますが、1.2240-50の抵抗を上抜けて終えるまでは上値余地も拡がり難いでしょう。
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