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ドル/円:ドルの押し目買い方針継続。107.00超えを見れば一段の上昇へ。105円割れで終えた場合は下値リスクが点灯。

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ドル/円:ドルの押し目買い方針継続。107.00超えを見れば一段の上昇へ。105円割れで終えた場合は下値リスクが点灯。

日足は4手連続陽線引けとなり、上値余地を探る動きが継続している。また、直近の日足の下ヒゲがやや長く、下値トライに失敗した形となったことから、週初は上値トライの動きが強まると見られる。一方で、昨年2月に付けた112.23を基点とするレジスタンスラインの上値抵抗が106.60-70に位置しており、これを上抜けきれていないことから、これをしっかり上抜けて来るまでは、週初の飛びつき買いに注意する必要がありそうだ。しかし、107.00超えで終えた場合は、強い上値抵抗を上抜けたことにより新たな上昇エネルギーを得て、さらに1円程度上値余地が拡がり易くなる。一方下値は1/6に付けた102.59を基点として下値を切り上げる流れを変えておらず、この日足の抵抗が105.00-10に位置していることから、これを割り込んで終えない限り、下値余地も拡がり難い。基本戦略はドルの押し目買い方針継続としたい。日足の上値抵抗は106.60-70、107.20-30、108.00-10に、下値抵抗は、106.10-20、105.50-60、105.00-10にある。107.00超えで終えた場合は一段のドル上昇へ。逆に105円割れで終えた場合は日足の形状が悪化して下値リスクが高くなる。この場合は104.00近辺の足元を固め直す動きへ。可能性がまだ低いと見るが、103.50割れで越週するか103.00割れで終えた場合は“ドル弱気”に変化して100円方向への一段のドル下落に繋がり易くなる。21日、120日、200日移動平均線は、105.33、104.58、105.47に位置しており、短期トレンドは“ドル強気”の流れにある。 一方直近の週足は、高値圏で引ける陽線引けとなった。単体では上昇エネルギーの強いものではないが、この足が104.80-90にあった週足の下値抵抗に跳ね返されており、今週はこの週足の抵抗が105.20-30にあり、105円を割り込んで来ないと下値余地も拡がり難い。一方で週足の上値抵抗を上抜けきれずに終えており、週初の上値トライに失敗する可能性にも注意が必要だ。短期トレンドの崩れが認められないことから、今週もドルの押し目買い方針で。106.60超えで越週するか、日足が107.00超えで終えた場合は108.00超えトライの可能性が点灯する。この場合でも110.50超えで越週するか110円台で越月しない限り、長期トレンドは変化しない。今週の週足の上値抵抗は106.50-60、107.50-60、108.40-50に、下値抵抗は、106.10-20、105.20-30、104.00-10にある。31週移動平均線は104.85にあり、先週の下値トライでもこれに跳ね返されている。62週線は106.50に位置しており若干上抜けた位置で終えているが“ダマシ”の範囲内にある。 一方月足は、2ヶ月連続陽線引けとなり、2月足が昨年2月に付けた112.23を基点とするレジスタンスラインから若干上抜けた位置で終えている。日足、週足の抵抗が106.50-70にあり、107.00超えで終えるまでは“ダマシ”となる可能性があるが、一方で、3月足の下値抵抗が104.40~104.80に位置しており、これを割り込んで越月しない限り、下値余地も拡がり難い。3月足の上値抵抗は108.50~109.00に、下値抵抗は105.00~105.50、104.40~104.80にある。110円台で越月した場合は長期トレンドが変化して114円方向への一段のドル上昇へ。逆に104.40以下で越月した場合は100円方向への一段のドル下落に繋がり易くなる。31ヶ月、62ヶ月移動平均線は108.26と109.23に位置しており、長期トレンドは“ドル弱気”の流れに変化が認められない。 今週の戦略は、ドル買いは106.20-30で押し目買い。損切りは浅い場合は105.70,深い場合は105.40で一旦撤退。売りは様子見か106.80-90で軽く売り向かい。損切りは107.10で浅めに撤退。 上値は、106.60-70に強い抵抗があるが、これをクリアして107.00超えで終えた場合は、上値余地がさらに拡がり易くなり、107.20-30、107.50-60、107.80-90、108.10-20、108.30-40、108.60-70にある強い抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きへ。下値は、106.30-40に軽い抵抗が、106.10-20に強い抵抗が出来ており、下値余地がまだ限られる展開が予想されるが、105.90-00の抵抗を下抜けた場合は、105.50-60、105.20-30、105.00-10にある一段と強い抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きへ。全てを下抜けるほどのドル下落にも繋がり難いと見るが、105円割れで終えた場合は日足の形状が悪化して、下値リスクがやや高くなる。短期トレンドは104.50割れでニュートラルな状態に戻すが、103.50割れで越週しない限り、深い押しにもまだ繋がり難い。

ドル/円【日足】期間:2020/06/25~2021/02/26(移動平均線は21、120、200日、以下日足は同様)

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ドル/円【週足】期間:2018/01/12~2021/02/26(移動平均線は31、62週、以下週足は同様)

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ユーロ/円:“ユーロ強気”を維持。131.00超えを見た場合は一段の上昇へ。逆に127.50割れで“ニュートラル”に変化、126.80以下の越週で“ユーロ弱気”に変化。

直近の日足は、安値圏で引ける陰線引けとなった。また、前日の陽線の上ヒゲが長く、上値トライに失敗しており、週初は上値の重いスタートとなることが予想される。一方で10/30に付けた121.62を基点として下値を切り上げる流れには変化が認められないことから、下値トライに失敗して再度130円超えトライの可能性を残した状態にある。短期トレンドは127.50割れで“ニュートラル”な状態に戻すが、127円を割り込んで終えない限り下値余地も拡がり難い。日足の上値抵抗は129.30-40、129.80-90、130.20-30に、下値抵抗は128.00-10、127.50-60、127.00-10にある。21日、120日、200日移動平均線は127.42、125.27と124.31に位置しており、短・中期トレンドは“ユーロ強気”の流れを維持している。 一方直近の週足は、実体が小さく上ヒゲの長い陽線引けとなり、続伸となったものの、上値トライにも失敗して押し戻された形となっている。この反動で週初は下値トライの動きが先行すると見られるが、下値を切り上げる流れには変化が認められないことから、突っ込み売りに注意する必要がありそうだ。但し、126.80以下で越週した場合は、昨年5月に付けた114.43を基点として下値を切り上げて来た流れから下抜けることにより、トレンドが変化して続落の可能性が高くなるので注意したい。今週の週足ベースで見た上値抵抗は129.80-90、130.20-30に、下値抵抗は128.00±10銭、126.90-00にある。31週、62週移動平均線は、125.30と122.51に位置しており、中期トレンドは“ユーロ強気”の流れを変えていない。 一方月足は、4ヵ月連続陽線引けとなり、下値を切り上げている。個々の足が強い上昇エネルギーを持ったものではないことや、2008年7月に付けた169.97を基点とする超長期的なレジスタンスラインの上値抵抗が129.50~130.00に位置しており、2月足はこれにぶつかって押し戻されている。今月の上値トライでもこれを上抜けきれないようなら、一旦押しが入る可能性も高くなるので、買いも慎重に。130円台にしっかり乗せて越月するか、131.00超えで越週した場合は、長期的なユーロ高トレンドに入る可能性が点灯するが、逆に126円割れで越月した場合は、戻り天井を確認した可能性が高くなり、一段のユーロ下落に繋がり易くなる。3月足の上値抵抗は129.50~130.00、132.50~133.00に、下値抵抗は、126.50~127.00、124.50~125.00にある。31ヶ月、62ヶ月移動平均線は123.36と124.43に位置しており中・長期トレンドをサポートしているが、126円割れで越月した場合はこれらを下抜ける可能性が点灯する。 今週の戦略は、ユーロ買いは128.00-10で押し目買い。損切りは127.40で一旦撤退。127円割れで終えた場合はユーロの戻り売り方針に転換。ユーロ売りは様子見か129.80-90の戻り待ち。損切りは130.50で一旦撤退。損切りが付かない場合でも130円台で終えた場合は、ユーロ売りは一旦撤退して様子見としたい。 上値は、128.90-00に軽い抵抗が、129.30-40、129.80-90に強い抵抗があるが、130円台に乗せて終えればもう一段上値余地が拡がり易くなる。さらに、131.00-10の抵抗をクリアした場合は、132.50-60超えにある強い抵抗をトライする動きへ。下値は、128.40-50、128.00-10に強い抵抗があり、押しは一旦買い場と見るが、127.50-60,127.00-10の抵抗を全て下抜けて、127円割れで終えた場合は日足の形状が悪化して下値リスクが高くなる、126.80以下で越週した場合は、短期トレンドが変化して125円方向への一段の下落に繋がり易くなる。この場合でも中期トレンドが強い状態にあるので調整下げに留まるなら、押しは122~124円ゾーンまでに留まる可能性も高いと見ている。(川合 美智子)

ユーロ/円【日足】期間:2020/08/11~2021/02/26(移動平均線は21、120、200日) ユーロ/円【週足】

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