読む前にチェック!最新FX為替情報

読む前にチェック!
最新FX為替情報
CFD銘柄を追加!

スプレッド
始値比
  • H
  • L
FX/為替レート一覧 FX/為替チャート一覧 株価指数/商品CFDレート一覧 株価指数/商品CFDチャート一覧

投資が怖い理由とは?シリーズ「ゼロから始めるFX入門」~平日24時間取引できる外国為替は巨大な市場~

f:id:navimedia:20210212122736j:plain
「外国為替市場」では、日々、膨大な金額の取引が行われています。
「国際決済銀行(BIS=Bank for International Settlements)」の取りまとめのもとで行われた調査によると、2019年、日本の為替市場の1営業日当たりの平均取引高は3,755米ドルでした。
円換算すると、毎日およそ40兆円もの金額が取引されている計算になります。
この調査は世界各国の中央銀行などで3年に1度実施されており、2019年は前回調査時(2016年)よりも5.9%ほど減少したものの、それまでは調査のたびに取引量が増加するなど、日本だけでみても、為替市場の規模は、ものすごく大きくなっています。

外国為替市場は眠らない

外国為替取引はパソコンなど、情報通信機器を通じて、世界各国24時間行うことが可能です。
為替相場の市場は、「東京市場」「ロンドン市場」「ニューヨーク市場」など、都市名で呼ばれます。ただ、そこにリアルな取引所が建っているわけでありません。
その時間帯に、その国・都市での為替取引が集中することから、そう呼ばれるようになりました。
そのため、外国為替市場は時間帯ごとに取引する地域が移動していきます。

f:id:navimedia:20210212122740j:plain
それでは為替市場の1日の移り変わりをみていきましょう。
まず、日付が変わって、日本時間の朝、最初に市場がオープンするのは、ニュージーランドのウェリントンです。その後、シドニーを経て東京がオープンします。
夕方にはロンドン、最後がニューヨークです。このように平日24時間、世界のどこかで取引が可能なのです。
言い換えると、FXトレーダーには常にチャンスがあるわけです。

f:id:navimedia:20210212122743j:plain

外国為替取引の基礎知識

1.取引は5種類

外国為替取引にはいくつかの種類がありあります。
ケースバイケースで、それぞれに適した取引が行われます。
・スポット:「直物取引」といわれ、約定から2営業日以内に資金の受け渡しを行う取引。
FX取引は、ほとんどがこれにあたります。
・フォワード:「先物取引」といわれ、約定から3営業日以降に受け渡しを行う取引。
契約時に、決済通貨額やレートなどの条件を取り決めておきます。
・為替スワップ:ある通貨を担保に異なる通貨を借りて、一定期間後に借りた通貨を返済する取引。
・通貨スワップ:異なる通貨を、ある時点での為替相場を適用させて相互に交換する取引。
・オプション取引:将来のある時点までに所定の通貨を一定の相場で売買する権利の取引。

2.外国為替は市場規模が大きい

他の金融商品と比較すると、外国為替市場の大きさがよくわかります。
単純比較はできないものの、参考までに1日の取引額を比べてみると、外国為替は約6.6兆米ドル、株式は約3,500億米ドル、成長著しい暗号資産でも約522億米ドルでした。

f:id:navimedia:20210212122726j:plain
出所:BIS Foreign exchange turnover in April 2019 THE WORLD FEDERATION OF EXCHANGES Annual Statistics Guide 2019 日本暗号資産取引業協会2019年度報告書  株式は2019年度の1日当たりの平均取引額、暗号資産は取引量の多いBTC、ETH、LTC、BCH、XRPの2019年度末時点の1日当たりの取引額の合計

外国為替相場の市場規模を国別にみてみると、1日当たりの取引額が世界で最も大きいのはイギリスです。
その取引額は約3兆5,760億米ドルで、世界の為替取引の43%以上を占めています(いずれもBISの2019年度集計による)。
次いで大きいのはアメリカ(1日当たり1兆3,700億米ドル)、その後はシンガポール、香港、日本と続きます。

f:id:navimedia:20210212122730j:plain

3.取引通貨

通貨ごとの取引量でみると、世界の基軸通貨である米ドルが最も多く、世界シェア88.3%と圧倒的な取引量を誇っています。
アメリカが世界経済にいかに大きな影響を及ぼしているか読み取れるでしょう。
次いで取引量が多い通貨はユーロ(32.3%)。
その後は日本円、英ポンド、豪ドルと続きます。

f:id:navimedia:20210212122734j:plain
このように外国為替市場では、毎日、世界中の通貨が大量に売買されており、株や暗号資産などの金融市場と比べてもずば抜けて取引量が多く流動性の高い市場であることがわかります。
その市場で年々影響力を高めているのが個人投資家によるFX取引なのです。

media.gaitame.com
PickUp編集部

FX投資が初めての方へ!FXの魅力や特徴(初心者編)はこちら

f:id:navimedia:20200115123814:plain