シカゴIMM通貨先物ポジションの推移から為替市場の全体的な状況と投資マインドを読
み解きます。
目次
▼IMMポジション ユーロ/ドル
ユーロネットロング四週ぶりに減少へ転じる
ドル/円
IMMポジション ドル/円
ポイント
【円ネットロング横ばい推移】
2月2日時点で円のポジションはドルに対して4.5万枚の買い越し(ネットロング)。
ロング・ショートのいずれも同規模のポジションを積み増した結果、ネットロングは前週から横ばい。
期間中のドル/円相場は約2週間続いた103円台後半の上値抵抗を突破。
その後、米長期金利の上昇なども手伝って、105.10円台の約2カ月半ぶり高値をつけた。
そうした中でも円の先高観が後退する事はなかったようだ。
ユーロ/ドル
IMMポジション ユーロ/ドル
ポイント
【ユーロネットロング四週ぶりに減少へ転じる】
2月2日時点でユーロのポジションはドルに対して13.7万枚の買い越し(ネットロング)。
ポジションを積み増したショートに対し、ロングが大きくポジションを取り崩した事で、ネットロングは前週から2.8万枚減少。
期間中のユーロ/ドル相場は米景気回復への期待などからドル高が進む中、1.2010ドル台まで下落し、約2カ月ぶり安値を更新。
そうした中、投機筋のユーロ先高観が大きく揺らいだ様子が見て取れる。
ポンド/ドル
IMMポジション ポンド/ドル
ポイント
【ポンドネットロング微増】
2月2日時点でポンドのポジションはドルに対して0.8万枚の買い越し(ネットロング)。
ショートより、ロングの積み増しが僅かに上回ったため、ネットロングは前週から0.2万枚増加。
期間中のポンド/ドル相場は1.37ドル台の2018年5月以来となる高値を更新。
ただ、2月4日にスーパーサーズデーを控える中、ポジションの変動はさほど大きくなく、調整の範囲に留まったようだ。
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IMMポジション
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