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「ワクチン接種率TOPはイスラエル!世界中が見守るリスクオン動向」ひろぴーの 実践!FXトレードストラテジー

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昨年は何度もロイターに掲載されている新型コロナウィルスの感染者の割合を示すグラフをご紹介しておりましたが、今回はワクチンの摂取動向を示すグラフをご紹介します。

このご紹介の目的としては、これらを参考にまた世界経済の先行きを見通すためのツールになると感じたからです。 このコロナ経済から如何に早く脱し、そして経済成長を従来に戻す、さらに何度もおきるグローバル金融緩和の恩恵を大きく受ける国や地域を見極めていく上で、重要な指標だと考えます。

ということで、昨日のワクチン接種エリア状況のグラフはこちらです。

目次

▼意外な展開!?イスラエルがダントツTOP!
▼FOMCは波風立たぬスピーチで終えるか?
▼1.20サポートに追い込まれても追加で買い
▼豪・CPIは予想を上回る0.7%→0.9%!
▼4時間足、三角持ち合いブレイクも下ヒゲを想定

意外な展開!?イスラエルがダントツTOP!

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なんと、意外にも意外、イスラエルが世界でTOPの44%以上の方がワクチン接種を終えているようです。60歳以上の高齢者層に至っては70%を超えているようですでに集団免疫獲得水準となっております。つづいてUAEの25%、英国や米国もこれから加速を始めそうです。

今後イスラエルの情報が各国々への参考値となるでしょう。経済復活が早まるエリアの株や通貨を購入する選択、戦略が重要になってくるのではないでしょうか。特に通貨市場にとっては、インフレ懸念による利上げも確実に意識されるようになりますから、重要な参考指標となるはずです。

FOMCは波風立たぬスピーチで終えるか?

そして今晩はFOMCです。おそらくパウエル議長は波風立てぬよう、慎重に言葉を選んでスピーチを終えると思います。 『長期金利の動向に注視しながらも、緩和的な措置を継続。テーパリング議論は時期尚早』的な発言で株式市場の急落に警戒した言い回しで来ると考えます。 米国側の本音は、長期金利は上昇しないでほしい、でもドル安が良い。株式市場は緩やかに上昇をしてほしい、です。

株式市場は非常に高い水準で維持しており、あまり刺激を与えられないデリケートな時期だと考えます。ワクチン接種が完了し、株式市場が多少崩れても経済活動で復活できるほどの体制が米国内で整うまでは、上記を切望するでしょう。なんとか波風立てぬよう尽力すると思われますから、市場に対してサプライズは禁物です。無難な対応で終えると考えて、ドルストレートベースでは、さらなるドル安相場がゆっくりと再開されるように個人的には考えております

ユーロドルやオジドル(豪ドル米ドル)のロング目線は堅持したまま、今週もチャート分析をしたいと思います。

1.20サポートに追い込まれても追加で買い

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まずはユーロドル日足チャートです。今晩のFOMC次第だとは思いますが、じり高の展開をイメージしております。

高値圏の揉み合いをイメージしており、もう1ヶ月ぐらいこの高値圏で消化したあと、高値を超えて伸びていくイメージです。 1.2050ラインや1.20ラインを割り込めば多少のストップロスがありそうですが、1.20を超えてから極めて難易度の高い相場、値動きを演じており、ロングポジションはおおよそ解消されていると思われます。 ですので、割り込んでもそこまで下落しない or 一時的な下落ですぐにレンジに回帰するようなイメージを持っております。 基本的には1.20手前からでも追加の買い注文を入れられるだけの資金量で対処を考えております。

利食いのターゲットは1.2250付近で一部利益確定、コアポジションを持ちながら、高値圏のレンジ相場で押し目買いを狙ったスイングトレードを続けます。

豪・CPIは予想を上回る0.7%→0.9%!

午前中、オーストラリアの消費者物価指数が発表されました。10月−12月期のCPIは0.9%と事前予想を上回る出来でした。鉱物資源の価格上昇の恩恵と輸出が好調を維持したことが原因でしょう。 次回の発表は4月になりますが、1−3月期CPIもまた大きく改善されると考えております。

物価上昇は、小麦やとうもろこしといったソフト分野でのコモディティ高が起きており、価格高騰がニュースでも報じられています。 インフレの兆候でしょう。株もBitcoinも商品先物も多くの分野で値が上がっている状況です。フィアットの本質的な価値が落ちているため、できるだけこれらの恩恵や連動性の高い通貨を選択する必要があります。

やはり、豪ドルやキウィドル(NZドル)のロングを連想せざるを得ないでしょう。

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前置きが長くなりましたが、オジドルです。 現在、日足レベルで三角持ち合いを形成中です。 上方向に抜ける前提でトレードをしております。

調整のある程度の下落がありそうな形状もしておりますが、時間が徐々に経過しているので、買いポジションはおおよそ抜けきっていると考えます。 いわゆる、ユーロドル同様に直近のサポートラインを割り込んだとしてもストップロスが少なく、すぐに戻りやすい形状になりつつあると考えます。

ですので、こちらの通貨ペアも高値圏でのレンジトレードをイメージし、売買を繰り返したいと思います。

4時間足、三角持ち合いブレイクも下ヒゲを想定

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4時間足に拡大してみましょう。 三角持ち合いが1ヶ月続いております。 上限ラインを超えたところは一部利益確定をし、少しリスクオフネタで下げたところを怖がらず、ロングで拾っていくようなトレードをイメージしております。 0.76台では買いを。特に0.7650手前からは少し強めに買い下がっていっても良いように考えております。 逆に0.7750-0.7800ゾーンでは一部利食いを。コアポジションだけは持っておきつつ回転させるイメージです。

11-12月はよく動き、1月は大きなレンジ相場に。そして2月はより小動きなマーケットを個人的にはイメージしています。 基本的にレンジトレードを心がけて、大きな順張りトレードは狙わないようにします。 この三角持ち合いのブレイクも度々騙しが入るイメージを持っており、下ヒゲ相場を考えておりますので、ブレイクしたところは思い切って逆張りを狙う予定です。

中長期目線は変えず、上昇方向。しかし、しばし小休憩ということで、大人しいトレードを心がける予定です。 今週から2月相場にかけて、ひろぴーはレンジトレードを実施します。 ご参考まで。


【ひろぴー氏出演動画】


【インタビュー】

 

media.gaitame.com

 


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ひろぴー
FX&Cryptoトレーダー、業界ニックネームは「ひろぴー」。ラジオ日経パーソナリティ、FX会社や仮想通貨取引所のコラムニストとして活動の場は多岐に渡る。自らのトレーディングノウハウから、ユーザビリティの高いインターフェース総監督を担う。FX会社や金融プラットフォーム開発エンジニアリング企業、仮想通貨取引所へのコンサルティング業が主。 2019年7月より TradingView Japan の Marketing Director に就任。