2020年11月30日
【ドル/円】:上下の抵抗を抜けられない状態続く。
ドル/円は直近の日足が小陰線となり、上値を切り下げていますが、下げエネルギーの強いものではなく、103.70-80に日足の抵抗があることから、これを守って小反発に転ずる可能性を残しています。一方で、先週の上値トライでも105.00超えの上値抵抗に届かずに反落しており、反発に転じても上値余地もまた限られる可能性が高いと見られます。 下値抵抗を守っているので、押しは一旦買い狙いで。但し、103.50割れで終えた場合は下値リスクが点灯、103.00割れを見た場合は新たなドル下げトレンド入りの可能性が高くなり、101円方向への一段のドル下落に繋がり易くなります。逆に日足、週足の抵抗が105.60~90にありますが、106.00超えで終えた場合は、上値余地がさらに拡がり易くなります。 ドル買いは103.70-80で押し目買い。損切りは103.40で浅めに撤退です。ドル売りは104.20-30で軽く売って104.60に浅い損切りを置くか、104.40-50の戻り待ちとします。この場合の損切りは105.20で撤退です。 日足の上値抵抗は104.40-50、105.00-10に、下値抵抗は103.70-80、103.10-20にあります。
【ユーロ/円】:上値余地を探る動き。
ユーロ/円は小陽線で終えています。上昇余力の強いものではありませんが、123.90-00、123.50-60にやや強い抵抗が出来ており、これらを割り込んで来ないと下値余地も拡がり難い状態です。買いは様子見か123.40に損切りを置くなら123.90-00以下で軽く試し買い程度に。売りは124.60-70で戻り売り。損切りは125.10で撤退です。125.00超えで終えた場合は、日足の形状が改善して126円超えトライの動きが強まり易くなります。
【ユーロ/ドル】:一段の上昇の可能性が点灯。押し目買い方針で。
ユーロ/ドルは小幅続伸。1.1960-70の抵抗を上抜けきれずに終えていますが、1.1920超えで終えたことにより、日足、週足ともに形状が改善しており、一段の上昇の可能性が点灯中です。月足も1.19台を維持して終えた場合は、長期トレンドも“ユーロ強気”に変化し始めます。買いは1.1920-30で押し目買い。損切りは1.1870で撤退です。売りは様子見です。
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