メキシコ中銀は今月12日、政策金利を12会合ぶりに据え置いた。民間部門の正規雇用者が大幅に増加するなどコロナ禍からの経済回復が進みつつある事から、メキシコの利下げサイクルは終了したとの見方もある。
ただ、24日に発表された11月前半の消費者物価指数は前年比+3.43%と予想(+3.61%)を下回る伸びに留まり、中銀のインフレ目標の上限である4%を下回った。これを受けて、一段の景気支援に向けた利下げ余地が生じたとの見方も出ている。
なお、次回のメキシコ中銀金融政策決定会合は12月17日に行われる。その前に、12月9日には11月全体の消費者物価指数が発表される。
「高金利通貨特集」「メキシコペソ/円」 ページはこちら
「為替チャート|メキシコペソ/円(MXNJPY)|60分足」はこちら
「高機能チャート(テクニカル分析|メキシコペソ/円(MXNJPY)|60分足」はこちら