いま最もホットな通貨ペアを日々ピックアップ!
その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。
11月26日(木)ユーロ/ドル
基調
上値重い
目先の注目材料
・11/26 レーンECB専務理事講演、ECB議事録、シュナーベルECB専務理事講演
・主要国株価、国際商品価格
1ユーロ=1.20ドルはいわくつきの水準
ユーロ/ドル相場は1.1920ドル台に上昇しており、約3カ月ぶりの高値圏で推移している。
新型コロナワクチン実用化への期待や米政権交代が混乱なしに進むとの期待でリスクオンのドル安が進行している事がユーロを押し上げている。
相場の流れに逆らうのは得策ではないが、ユーロに特筆すべき買い材料が見当たらない中での上昇だけに、上値余地は限定的と見ておきたい。
心理的節目かつ9月高値でもある1.20ドル付近はチャート上の重要ポイントとして意識されている。
また、9月初旬に1.20ドルを付けた直後には、欧州中銀(ECB)のレーン専務理事やラガルド総裁から通貨高をけん制する発言が相次いだ。
こうした点から、今回も1.20ドル前後は強い上値抵抗になると考えられる。
本日は、そのレーンECB専務理事の講演が行われる。その他にもECB議事録の公表やシュナーベルECB専務理事の講演が予定されており、これらの内容に注目しておきたい。
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