2020年11月24日
【ドル/円】:上値余地を探る動き。強い上値抵抗を抜けきれない可能性。
ドル/円は直近の日足が高値圏で引ける陽線引けとなり、上値トライの可能性に繋げていますが、104.80-90超えから厚くなる上値抵抗にぶつかる可能性に注意が必要です。一方で、下値も103.60-70に強い抵抗が出来ており、これを下抜けて終えない限り下値余地も拡がり難い状態です。 短期トレンドは103.50割れで終えた場合は下値リスクが点灯、103.00割れを見た場合は新たなドル下げトレンド入りの可能性が高くなり、一段のドル下落に繋がり易くなります。逆に106.00超えで終えた場合は、日足の形状が改善して上値余地がもう一段拡がり易くなりますが、中期トレンドがまだ弱いので、ドル急伸にも繋がり難いと見ています。 今日のドル買いは104.00-10の押し目待ちとします。損切りは103.40で撤退です。売りは104.80-90で戻り売り。損切りは105.30で一旦撤退です。 日足の上値抵抗は104.80-90、105.10-20、105.60-70に、下値抵抗は104.00±10銭、103.60-70、103.20-30にあります。
【ユーロ/円】:上値余地を探る動き。戻り売りの流れは変わらず。
ユーロ/円は陽線引けとなり、上値余地を探る動きに繋げていますが、上値を切り下げる流れからは上抜けきれておらず、短期トレンドの変化も認められません。買いは様子見です。若干上値余地が拡がる可能性が生じているので売りも1日様子見か124.10-20で戻り売り。損切りは124.60で一旦撤退です。124円台に実体を戻せば下リスクが軽減されますが、125.00超えで終えない限り短期トレンドが変化せず、上値余地も拡がり難い状態です。
【ユーロ/ドル】:上値抵抗を抜けきれない可能性に注意。
ユーロ/ドルは実体が小さく上下にヒゲのある陰線引けとなりました。トレンドの変化は認められませんが、1.1900乗せに失敗しており、今日の上値トライでもこれを上抜けきらない可能性も高いと見られます。今日の買いは1.1780-90まで引きつけて押し目買い。損切りは1.1730で撤退です。売りは様子見か、1.1890-00で再度戻り売り。損切りは1.1930で浅めに撤退です。1.1700割れで終えた場合は“ニュートラル”な状態に戻します。逆に1.1920-30の抵抗を上抜けて終えるか、1.1960-70の抵抗をクリアした場合は一段の上昇に繋がり易くなります。
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