2020年10月30日
【ドル/円】：下げ渋りの展開か。
ドル/円は小陽線で切り返しています。単体では上昇エネルギーの強いものでなく、上値も切り下げていますが、104.00-10の重要ポイントには一旦跳ね返されており、突っ込み売りにも注意が必要です。 104円割れを見た場合は、ドル買いは様子見とし、ドルの戻り売り戦略に転換します。逆に106円台を回復して終えた場合は上値余地が若干拡がり易くなります。この場合でも106.50～107.00ゾーンに月足の抵抗があり、ドル急伸にも繋がり難いと見ています。 ドル買いは104.10-20の押し目待ちとします。損切りは103.90で浅めに撤退です。売りは104.90-00で戻り売り。吹き値があった場合の上値余地を105.20-30まで見て置く必要があります。損切りは105.70で撤退です。 日足の上値抵抗は104.90-00、105.20-30、105.50-60に、下値抵抗は104.00-10、103.50-60にあります。
【ユーロ/円】：“ユーロ弱気”の流れ。戻り売り方針で。
ユーロ/円は小幅続落となりました。実体ベースでは122円台を維持していますが、短期トレンドが“ユーロ弱気”に変化しているので、買いは様子見に転じます。売りは122.60-70で戻り売り。損切りは123.10で一旦撤退です。短期トレンドは124円台を回復して終えない限り変化しません。強い上値抵抗は123.30-40、123.80-90にあります。
【ユーロ/ドル】：一段の下落リスクが点灯中。
ユーロ/ドルは続落となりました。1.1700割れで終えており、日足の形状が一段と悪化しています。買いは様子見に転じます。1.1600割れで終えた場合は短期トレンドが“ユーロ弱気”に変化して一段の下落リスクが生じます。この場合は、調整下げ局面に入りますが、中期トレンドが強い状態を維持しているので、急落地合いとはなり難く上下動を繰り返す可能性も高いと見られます。売りは1.1750-60の戻り待ちとします。損切りは1.1820で撤退です。1.1860-70の抵抗を上抜けて終えない限り、短期トレンドは変化しません。
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