2020年10月27日
【ドル/円】:上下の抵抗を抜けきれない状態。
ドル/円は小反発。上昇余力の強いものではないので、105.50超えにある強い抵抗を上抜けられない可能性も高いと見ますが、一方で104円台の下値抵抗も守っており、104円割れで終えない限り、下値余地もまた限られる展開が予想されます。 ドル買いは104.50-60で押し目買い。急落した場合の下値余地を104.10-20まで見て置く必要があります。損切りは新たな下落リスクが点灯する103.90で撤退です。売りは105.20-30で戻り売り。損切りは105.80で一旦撤退です。これが付いた場合でも106.00超えに実体を戻さない限り、上値余地も拡がり難いと見ています。 日足の上値抵抗は105.20-30、105.50-60、105.70-80に、下値抵抗は104.40-50、104.10-20、103.60-70にあります。
【ユーロ/円】:上値の重い展開。下値抵抗にも注意。123円割れで下値リスクが点灯。
ユーロ/円は小反落。下げエネルギーの強いものではなく、下値抵抗を守った状態です。買いは123.60-70で押し目買い。損切りは下値リスクが点灯する122.90で撤退です。ユーロ売りは様子見か124.60-70で戻り売り。損切りは125.10で撤退です。122.00割れを見た場合は“ユーロ弱気”に変化します。逆に、125.00超えで終えた場合は一段の上昇に繋がり易くなります。
【ユーロ/ドル】:下値抵抗を守った状態。押し目買い方針継続。
ユーロ/ドルは小反落。下げ余力の強いものではなく1.1800-10の下値抵抗を守って終えています。1.1860-70の抵抗も上抜けていませんが、9/1に付けた1.2011を直近高値として上値を切り下げて来た流れからは上抜けた位置をキープしており、再度1.1850超えの抵抗をトライする可能性に繋げています。買いは1.1780-90で押し目買い。損切りは1.1750で浅めに一旦撤退です。売りは様子見とします。やや強い抵抗が1.1860-70に、強い抵抗が1.1920-30にあります。強い下値抵抗は1.1780-90、1.1720-30にありますが、1.1700割れで終えた場合は下値リスクが点灯します。さらに1.1600割れで越週した場合は“ユーロ弱気”に変化します。
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