2020年10月26日
【ドル/円】：上値余地が限られる可能性。下値抵抗にも注意。
ドル/円は小陰線で終え、上値の重い展開となっていますが、104円台にある日足、週足の抵抗を下抜けておらず、小反発に転ずる可能性を残しています。但し、104円割れで終えた場合は新たな下げトレンド入りの可能性が生じます。 ドル買いは104.10-20で押し目買い。損切りは103.80で浅めに撤退です。ドル売りは104.90-00で戻り売り。上値余地を105.20-30まで見て置く必要があります。損切りは105.60で一旦撤退です。 日足の上値抵抗は104.90-00、105.20-30、105.50-60に、下値抵抗は104.10-20、103.60-70、103.10-20にあります。
【ユーロ/円】：上値余地を探る動き。123円割れで下値リスクが点灯。
ユーロ/円はタクリ足の陽線引けとなり。下値トライに失敗した形ですが、124.60-80ゾーンに強い抵抗があり、これをクリアして125.00超えで終えるまでは上値余地も拡がり難い状態です。また、123円割れで終えた場合は下値リスクが点灯します。122.20以下の越週か122.00割れを見た場合は“ユーロ弱気”に変化します。買いは123.60-70で押し目買い。損切りは122.90で撤退です。売りは様子見か124.60-70で戻り売り。損切りは125.20で撤退です。125.00超えで終えれば一段の上昇に繋がり易くなります。
【ユーロ/ドル】：下値抵抗を守った状態。押し目買い方針継続。
ユーロ/ドルは陽線引けとなり、1.1780-90の下値抵抗に跳ね返されましたが、単体では強いものではないので、1.1920-30の抵抗を上抜けきれない可能性も高いと見られます。買いは1.1800-10の押し目待ち。損切りは1.1750で撤退です。売りは様子見です。1.1700割れで終えた場合は下値リスクがやや高くなります。短期トレンドは1.1650割れでニュートラルな状態に戻します。1.1600割れで越週した場合は“ユーロ弱気”に変化します。強い上値抵抗は1.1920-30、1.1960-70に、下値抵抗は1.1800-10、1.1720-30にあります。
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