2020年10月21日
【ドル/円】:上下の抵抗を抜けきれない可能性。
ドル/円は直近の日足が値幅の小さい陽線引けとなり、上値トライの可能性に繋げていますが、105.70-80の上値抵抗にぶつかっており、今日の上値トライもこれにぶつかる可能性に注意が必要です。一方下値も104.40以下の越週か、104円割れを見ない限り、ドル急落にも繋がり難い状態です。 ドル買いは105.30-40で軽く買って104.80で一旦撤退です。ドル売りは105.70-80で再度戻り売り。上値余地を105.90-00近辺まで見て置く必要があります。損切りは106.30で一旦撤退です。 日足の上値抵抗は105.80-90、106.20-30、106.50-60に、下値抵抗は105.30-40、105.00-10、104.50-60にあります。
【ユーロ/円】:ユーロ堅調。強い上値抵抗にぶつかる可能性にも注意。
ユーロ/円は続伸。直近の陽線が9/1に付けた127.08を基点として上値を切り下げて来た流れから頭一つ上抜けた位置で終えており、日足は一段の上昇の可能性が生じていますが、週足の形状がまだ改善しておらず、“ダマシ”となる可能性を残しています。125.00超えに実体を戻すまでは下値リスクへの警戒も必要です。また、123円割れで終えた場合は短期トレンドの変化に要注意。買いは1日様子見か124.30-40で軽く買い狙い。損切りは123.80で撤退です。売りは様子見か、124.80-90で軽く売って125.20で浅めに撤退です。125円台を回復して終えた場合は126.30~126.60ゾーンにある一段と強い抵抗をトライする動きが強まり易くなります。
【ユーロ/ドル】:上値余地を探る動き。1.1850-60の抵抗をクリアすれば一段の上昇へ。
ユーロ/ドルは小幅続伸となりました。直近の陽線が9/1に付けた1.2011を基点として上値を切り下げて来た流れから若干上抜けた位置で終えていますが、“ダマシ”の可能性があるので、買いは飛びつかず1.1730-40の押し目待ちとします。損切りは1.1680で撤退です。売りは様子見か1.1820-30で軽く売り向かい。1.1860で撤退です。これが付いた場合は短期トレンドが変化して上値トライの動きが強まり易くなりますが、1.1960-70に強い抵抗が控えており、急伸にも繋がり難いと見ます。また、1.1700割れで終えた場合は一段の下落に繋がり易くなります。
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第 119 条により罰せられますのでご注意ください。尚、このレポートは情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。