2020年9月10日
【ドル/円】:上下の抵抗に挟まれた状態。
ドル/円は小陽線で切り返して上値トライの可能性に繋げています。値幅も小さく急伸にも繋がりにくいと見ますが、105.50-70ゾーンにやや強い下値抵抗が出来ており、これを割り込んで終えない限り、下値余地も拡がり難い状態です。105.00~107.00のレンジ内の動きとみて売り買いともに引き付ける方針が有効と見ます。但し、105円割れで終えた場合は、一段の下落リスクが生じます。 ドル買いは105.60-70の押し目待ち。損切りは、浅い場合で105.40、深い場合は下値リスクがやや高くなる104.90に置く必要があります。今日のドル売りは106.30-40の戻りを軽く売って107.10に損切りを置くか、106.70-80の戻り待ちとします。この場合の損切りは107.40で撤退です。 日足の上値抵抗は106.70-80、107.00-10、107.20-30に、下値抵抗は105.60-70、105.00-10にあります。
【ユーロ/円】:戻り売り方針継続。
ユーロ/円は前日足から下寄りのスタートとなりましたが、下値を攻めきれずに陽線引けとなりました。上値を切り下げる流れからは上抜けておらず、下値リスクがより高い状態です。買いは様子見です。売りは125.40-50で戻り売り。損切りは126.10で一旦撤退です。126.50超えに値を戻して引ければ“ニュートラル”な状態に戻しますが、127~128円台に長期的な上値抵抗があり、ユーロ急伸にも繋がり難いでしょう。逆に124円割れで終えた場合は120~122円方向への一段の下落に繋がり易くなります。
【ユーロ/ドル】:下値抵抗を守った状態。1.1700割れを見た場合は一段のユーロ下落へ。
ユーロ/ドルは陽線で切り返して上値トライの可能性に繋げています。上値を切り下げる流れに入っていますが、下値抵抗を切り上げる流れを守っており、1.1740以下で終えない限り、下値余地も拡がり難い状態です。買いは様子見か1.1690に損切りを置くなら1.1750以下で軽く試し買い程度に。売りは1.1820-30で戻り売り。損切りは1.1870で一旦撤退です。1.20台を回復して終えない限り、上値余地が拡がり難い状態です。
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