2020年5月15日
【ドル/円】:上値余地を探る動き。ドルの戻り売り方針変わらず。
ドル/円は小陽線で切り返して上値余地を探る動きに繋げていますが、強い上昇エネルギーを持ったものではなく、トレンドの変化が確認できないのでドルの戻り売り方針継続とします。 ドル売りは、107.40-50で戻り売り。損切りは108.20で撤退です。ドル買いは様子見か106.00-10の押し目待ちとします。損切りは105.70で浅めに撤退です。 108.00-10の抵抗を終値ベースで上抜けた場合は日足の形状が改善して108.40~108.60ゾーンの抵抗の強さを確認する動きが強まり易くなります。逆に106円台を維持できずに終えた場合は一段のドル下落に繋がり易くなります。104.00-10に週足の抵抗がありますが、これを割り込んで越週した場合は100~102円方向への一段のドル下落へ。 日足の上値抵抗は107.50-60、107.80-90、108.00-10に、下値抵抗は106.60-70、106.00-10、105.40-50にあります。
【ユーロ/円】:上値余地を探る動き。上値抵抗にぶつかる可能性にも注意。
ユーロ/円は小陽線で続落を食い止めています。115.40-50の抵抗を実体ベースで守って終えていますが、強い上昇エネルギーを持ったものではないので、大幅続伸にも繋がり難いと見られます。一方で115.40-50、115.00-10、114.50-60に日足の下値抵抗が控えており、全てを下抜けて終えない限り、下値余地もまだ拡がり難い状態です。買いは様子見か114.40に損切りを置くなら115.00-10の押し目を軽く試し買い程度に。売りは116.30-40で戻り売り。損切りは117.20に置く必要があります。117.00超えで終えた場合は日足の形状が改善して上値余地がもう一段拡がり易くなります。
【ユーロ/ドル】:下値抵抗を守った状態。ユーロの戻り売り方針継続。
ユーロ/ドルは小幅続落となり上値を切り下げる流れに変化が認められませんが、1.0780-90の下値抵抗にも跳ね返されており、突っ込み売りに注意が必要です。トレンドが弱いので買いは様子見です。売りは1.0870-80の戻り待ちとします。損切りは1.0930で撤退です。短期トレンドは1.10台を回復して終えない限り、変化しません。
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