2020年4月6日
【ドル/円】:上値余地を探る動き。109円台を回復すれば下値リスクがやや後退。
ドル/円は2手連続陽線引けとなり、直近の日足が3/24に付けた111.71を直近高値として上値を切り下げて来た流れから若干上抜けて終えており、上値トライの動きが強まるスタートとなりそうですが、上昇余力の強いものではないことから108.50-60超えの抵抗にぶつかる可能性にも注意が必要です。109円台を回復して引ければ日足が安定して上値余地が若干拡がり易くなりますが、この場合でも111.50超えで終えるまでは下値リスクを残します。一方下値も、先週の下値トライの流れの中で107.50-60、107.00-10にやや強い下値抵抗が出来ており、107円割れで終えない限り、下値余地も拡がり難い状態です。 今日のドル買いは107.50以下で押し目買い。急落した場合の下値余地を107.20-30まで見て置く必要があります。損切りは106.80で撤退です。107円割れで終えた場合は105~106円台の下値抵抗の強さを確認する動きへ。 ドル売りは108.90-00で戻り売り。損切りは109.20で浅めに撤退です。これが付いた場合は109.50-60、110.40-50にある強い抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きが強まり易くなります。 日足の上値抵抗は108.90-00、109.50-60、110.50-60に、下値抵抗は108.00-10、107.50-60、107.00-10にあります。
【ユーロ/円】:小反発の可能性。戻り売り方針継続。
ユーロ/円は十文字の寄せ線で終えています。上値を切り下げる流れに変化が認められませんが、117.00-10の抵抗を実体ベースで守っていることや116円台前半にやや強い抵抗が出来ており、下値抵抗に跳ね返される可能性があります。短期トレンドが弱いので買いは様子見か116.40-50の押し目待ち。損切りは115.90で撤退です。売りは117.70-80の戻り待ち。損切りは118.60で一旦撤退です。これが付いた場合でも120円台を回復して越週するまでは下値リスクがより高い状態に変わりありません。
【ユーロ/ドル】:ユーロの戻り売り方針で。
ユーロ/ドルは続落となりました。上値を急角度で切り下げる流れにありますが、1.0700~1.0720にやや強い下値抵抗が控えており、このレベルでの売りも慎重に。買いは様子見です。売りは1.0840-50の戻りを軽く売って1.0880で浅めに一旦撤退です。短期トレンドは1.1000超えに値を戻せばニュートラルな状態に変化しますが、1.1220-30の抵抗を上抜けて越週するまでは下値リスクを残します。
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