2020年3月19日
【ドル/円】：上値余地を探る動き。107円割れで終えた場合は下値リスクが点灯。
ドル/円は続伸となりましたが、108.50-60の抵抗を上抜けきれずに終えていることや、これをクリアした場合でも週足の上値抵抗が109.10-20に控えており、これを上抜けきれない可能性にも注意が必要です。また、2/20に付けた112.23と3/9に付けた101.19との61.8％戻しが108.01となり、達成圏内に入っていることから、ドル買いも慎重に。 今日のドル買いは107.20-30の押し目待ちとします。損切りは短期トレンドが変化する106.40で撤退です。ドル売りは108.40-50の戻りを軽く売って、108.80で浅めに撤退するか、109.10-20の吹き値待ちとします。この場合の損切りは109.50で浅めに撤退です。 日足が107円割れで終えた場合は下値リスクが点灯、106.50割れを見た場合は短期トレンドが変化して一段のドル下落に繋がり易くなります。逆に109.50超えで越週した場合は上値余地がもう一段拡がり易くなりますが、112円台に乗せて越週するまでは下値リスクを残します。 日足の上値抵抗は108.40-50、109.10-20に、下値抵抗は107.20-30、106.50-60、105.00-10にあります。
【ユーロ/円】：上値余地を探る動き。戻り売り方針で。
ユーロ/円は、タクリ足の陰線となり、下値トライに失敗した形となりました。反発余地を探る動きが強まると見られますが、上値を切り下げる流れからも上抜けておらず、引き続き120.50超えで終えまでは下値リスクにより警戒が必要でしょう。買いは浅い損切りが付いたので1日様子見です。売りは118.80-90で戻り売り。損切りは浅い場合で119.60、深い場合は119.90で一旦撤退です。
【ユーロ/ドル】：下値リスクが若干高い状態。突っ込み売りにも注意。
ユーロ/ドルは続落となりましたが、1.0900-10の日足の下値抵抗を終値ベースでは守って終えています。短期トレンドは“ニュートラルから若干弱気”ですが、強い下値抵抗ポイントにあるので突っ込み売りにも注意が必要でしょう。買いは様子見です。売りは1.0980-90で戻り売り。損切りは“ニュートラル”な状態に戻す1.1060で撤退です。これが付いた場合でも1.12台を回復して越週するまでは下値リスクを残します。
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