シカゴIMM通貨先物ポジションの推移から為替市場の全体的な状況と投資マインドを読み解きます。
目次
▼IMMポジション ユーロ/ドル
ユーロネットショート増止まらず
▼IMMポジション ポンド/ドル
ネットロング1年10カ月ぶり水準へ
ドル/円
IMMポジション ドル/円
ポイント
【円ネットショート僅かに増加】
2月18日時点で円のポジションはドルに対して2.7万枚の売り越し(ネットショート)。
円ロング、ショートとも積み増されたが、ショートの増加がやや大きく、ネットショートは前週から小幅に増加した。
109円台後半を中心に方向感なくもみ合っていた時期だけに、投機筋の見通しにも強弱がつきにくかったと見られる。
ユーロ/ドル
IMMポジション ユーロ/ドル
ポイント
【ユーロネットショート増止まらず】
2月18日時点でユーロのポジションはドルに対して9.2万枚の売り越し(ネットショート)。
ユーロロングがほぼ横ばいの一方、ショートが7千枚積み増されてネットショートの拡大が続いた。
期間中のユーロ/ドルは一時1.08ドルを割り込むなど続落が止まらず、投機筋も引き続きユーロ先安感を強めた模様。
ポンド/ドル
IMMポジション ポンド/ドル
ポイント
【ネットロング1年10カ月ぶり水準へ】
2月18日時点でポンドのポジションはドルに対して2.9万枚の買い越し(ネットロング)。
ポンドショートが横ばいとなりロングの積み増しが続いたことで、ネットロングは1年10カ月ぶり水準へ拡大した。
英EU通商交渉への不透明感は払拭できていないが、期間中には英財政拡大期待が浮上したことや対ユーロでポンドが大きく買われたことで、投機筋もポンド強気に傾いたと考えられる。
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IMMポジション
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