シカゴIMM通貨先物ポジションの推移から為替市場の全体的な状況と投資マインドを読み解きます。
目次
ドル/円
IMMポジション ドル/円
ポイント
【円ショートポジション一段と増加】
1月21日時点で円のポジションはドルに対して4.5万枚の売り越し(ネットショート)。
ほぼ変動が見られなかった円ロングに対し、円ショートが前週に続き、積み増しされたことで、ネットショートは1.3万枚の増加となった。
ドル/円相場が、節目の110.00円を突破した事で投機筋は円売りを強めたと見られる。
ユーロ/ドル
IMMポジション ユーロ/ドル
ポイント
【ユーロネットショート横ばい】
1月21日時点でユーロのポジションはドルに対して4.7万枚の売り越し(ネットショート)。
ロング、ショートの各ポジションがともに小幅に増加した結果、ネットショートは前週からほぼ横ばい。
期間中のユーロ/ドルは1.10ドル後半~1.11ドル後半で方向感を見出しにくい状態が続いていたとあって、持ち高を一方向に傾ける動きは限られた模様。
ポンド/ドル
IMMポジション ポンド/ドル
ポイント
【ネットロング減少に転じる】
1月21日時点でポンドのポジションはドルに対して2.5万枚の買い越し(ネットロング)。
ショートは小幅にポジションを積み増したが、ロングの取り崩し分が上回ったため、ネットロングは0.7万枚の減少となった。
英経済指標の弱い結果を背景に次回英中銀会合での利下げ観測が一気に高まった事もあり、ロング勢はポジションの解消に動いたと考えられる。
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IMMポジション
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