シカゴIMM通貨先物ポジションの推移から為替市場の全体的な状況と投資マインドを読み解きます。
1.IMMポジション ドル/円
2.IMMポジション ユーロ/ドル
3.IMMポジション ポンド/ドル
ドル/円
IMMポジション ドル/円
ポイント
【ネットショート増加に転じる】
1月14日時点で円のポジションはドルに対して3.1万枚の売り越し(ネットショート)。
円ショートが大きくポジションを積み増したことで、ネットショートは1.9万枚の増加となった。
なお、ネットショートの増加は12月3日の週以来6週ぶり。
期間中のドル/円は米イランの対立沈静化や、米政権による中国の「為替操作国」認定解除などから、昨年5月以来となる110円台に上伸。
そうした流れに乗って、投機筋は大幅に円ショートポジションを積み増した格好。
ユーロ/ドル
IMMポジション ユーロ/ドル
ポイント
【ネットショート一段と減少】
1月14日時点でユーロのポジションはドルに対して4.8万枚の売り越し(ネットショート)。
横ばいのロングに対し、ショートがポジションを縮小したため、ネットショートは1.3万枚の減少となった。
期間中のユーロ/ドルは、こうした投機筋のショートカバーによって1.10ドル後半~1.11ドル半ばへと小戻す展開であった。
ポンド/ドル
IMMポジション ポンド/ドル
ポイント
【ポンドショート手仕舞い進む】
1月14日時点でポンドのポジションはドルに対して3.2万枚の買い越し(ネットロング)。
小幅に積み増されたロングに対し、ショートが大きく取り崩されたため、ネットロングは1.5万枚の増加となった。
利下げ観測などを背景にポンド/ドルが1.30ドル台を割り込んで下落する中、投機筋はショートカバーを進めた格好。
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IMMポジション
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