2020年1月15日
【ドル/円】:ドルの上値余地が限られる可能性。
ドル/円は値幅の小さい寄せ線で終えています。上昇エネルギーの強いものではないことや、既に押し目のないまま250銭の上昇を見ており、ドル/円の短時間での一相場である180~220銭を超えてオーバーシュートの領域にあります。短期トレンドが強いので急落には繋がり難く、軽いガス抜きに留まる可能性がありますが、一両日中に押しが入る可能性が高いと見ています。 ドル買いは109.50-60の浅い押し目を拾って108.90に損切りを置くか、109.00-10までの押し目をゆっくり待つ方針で。この場合の損切りは108.40で撤退です。ドル売りは110.00-10で戻り売り。損切りは110.40で撤退です。短期トレンドは108円割れで終えるか値動きの中で107.50割れを見ない限り変化しません。 日足の上値抵抗は110.30-40、110.80-90、111.00-10に、下値抵抗は109.50-60、109.00-10、108.60-70にあります。
【ユーロ/円】:上値余地を探る動き。上値抵抗を抜けきれない可能性にも注意。
ユーロ/円は値幅の小さい寄せ線で終えています。下値を切り上げる一方で、122.70-80の上値抵抗にもぶつかっており、これをしっかり上抜けて来ないと上値余地も拡がり難いと見ています。買いは121.80-90の押し目待ち。損切りは、浅い場合で121.40、深い場合は120.90で撤退です。売り様子見か122.70-80で軽く売り向かい。損切りは123.20で撤退です。121.50割れで終えた場合は、日足の形状が悪化してもう一段押しが入り易くなります。120.50割れで終えた場合や、値動きの中で120円割れを見た場合は短期トレンドが変化して一段のユーロ下落に繋がり易くなります。
【ユーロ/ドル】:上値余地を探る動き。上値余地も拡がり難い状態。
ユーロ/ドルは小反落。1.1100-10の下値抵抗に跳ね返されていますが、上値も切り下げているので、上値抵抗にぶつかる可能性にも注意が必要です。上値トライの可能性に繋げているので、買いは1.1110-20で押し目買い。損切りは1.1080で浅めに撤退です。売りは1.1180-90で戻り売り。損切りは1.1220で一旦撤退です。短期トレンドは1.1000割れでニュートラルな状態に戻しますが、1.0900割れで終えない限り“ユーロ弱気”に変化しません。
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