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【米ドルカナダドル】米・加雇用統計「股裂き」を警戒

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いま最もホットな通貨ペアを日々ピックアップ!
その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。

1月10日(金)米ドル/カナダドル

基調
波乱含み

目先の注目材料
・米12月雇用統計、加12月雇用統計
・米長期金利、主要国株価、国際商品価格

米・加雇用統計「股裂き」を警戒

本日は、米国とカナダで12月雇用統計が同時刻(日本時間22時30分)に発表される。
前回は、米国の雇用統計が良好だった一方、カナダは大幅に悪化するという「股裂き」状態となり、ドル高とカナダ安が同時進行したためドル/カナダ相場は大きく上昇した。
なお、前月は米11月非農業部門雇用者数が26.6万人増と2019年の平均(18.0万人増)を大幅に上回った一方、カナダ11月新規雇用者数は7.12万人減と2019年の平均(2.60万人増)著しく下回った。
また、米11月失業率は3.5%に改善して約50年ぶりの低水準に並んだ一方、カナダ11月失業率は一気に0.4ポイント上昇して1年3カ月ぶりの水準に悪化した。
これほど明確に強弱が分かれるケースも珍しいが、それだけに今回も双方の雇用統計に注目しておきたい。
カナダ雇用統計については、今回も弱ければカナダ中銀の利下げ観測が浮上しかねない。
一方で米12月雇用統計は、ゼネラルモーターズ(GM)のストライキ終結という特殊な増加要因が剥落するため、反動で雇用者の伸びが鈍る可能性も捨てきれない。
今回の米加両国の雇用統計とドル/カナダ相場の反応についての見通しは極めて不透明と言えるだろう。

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