いま最もホットな通貨ペアを日々ピックアップ!
その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。
12月27日(金)ユーロ/ドル
基調
方向感模索
目先の注目材料
・独長期金利、米長期金利
「因縁の高値」に挑むか注目
クリスマス休暇中は小動きが続いていたユーロ/ドル相場に動意が戻りつつあるようで、本日の東京市場では1週間ぶりに1.1120ドル台に上昇している。
強い上値抵抗と見られる200日移動平均線が1.1140ドル台を通るだけに、ここからの動きが注目される。
年末のドル需要がピークを越えたと見られる中、休暇明けの欧州市場を中心にポジション調整的なユーロの買戻しが続く可能性もあるだろう。
200日移動平均線を突破できれば、13日に付けた高値1.1199ドル前後が視野に入りそうだ。
1.1199ドル前後は、英総選挙の出口調査を受けて急伸したものの、ポンドとともに急失速した事で「上ヒゲ大陰線」を描いた際に付けた「因縁の高値」でもある。
それだけに、早期に攻略できればユーロに対する市場の見方が強気化する事も考えられる。
年末に向けたユーロの動きに注目しておきたい。
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