2019年12月17日
【ドル/円】：ドル強気を維持。強い上値抵抗にも注意。
ドル/円は小陽線で終え、上値余地を探る動きが継続中です。単体では上昇余力の強いものではありませんが、短期トレンドの変化が確認できないので、押し目買い方針継続とします。強い上値抵抗ゾーンにあるので買いも慎重に。 今日のドル買いは109.20-30の押し目を軽く拾って108.80で浅めに撤退するか、108.60-70の押し目待ちとします。この場合の損切りは108.30で十分でしょう。ドル売りは109.50-70ゾーンで軽く売って、110.20で撤退です。 108.50割れで終えるか、109円割れで越週した場合は下値リスクが点灯、108.00割れの越週か、値動きの中で107.50割れを見た場合は短期トレンドが変化して一段のドル下落に繋がり易くなります。逆に110円台で越週した場合は101.00～101.50ゾーンの中・長期的な上値抵抗をトライする動きが強まり易くなります。 日足の上値抵抗は109.60-70、110.00-10、111.20-30に、下値抵抗は109.20-30、108.60-70にあります。
【ユーロ/円】：押し目買い方針変わらず。
ユーロ/円は前日の大陰線の値幅内に陽線が入り込んで続落を食い止めています。下値を急角度で切り上げる流れを変えていませんが、123.00-10に日足、週足の上値抵抗が控えており、これにぶつかる可能性にも注意が必要です。短期トレンドの変化が認められませんが、買いは121.60-70の押し目待ちとします。損切りは120.80で一旦撤退です。売りは様子見か123.50に損切りを置くなら123.00-10で軽く売り向かい。やや強い上値抵抗が122.50-60に、強い下値抵抗は121.00-10、120.50-60にあります。短期トレンドは120.50割れでニュートラルな状態に戻しますが、119.50割れで越週するか、119円割れで終えない限り、大きく変化しません。
【ユーロ/ドル】：上値の重い展開続く。押し目買い方針で。
ユーロ/ドルは小反発に転じましたが、1.1150-60、1.1180-90の抵抗を上抜けておらず、1.1250超えで越週するまでは上値余地も拡がり難いでしょう。上下動を繰り返す動きとなりそうですが、下値を切り上げる流れを維持しているので押し目買い方針継続です。買いは1.1110-20で押し目買い。損切りは1.1070で一旦撤退です。売りは様子見か1.1220に損切りを置くなら1.1180-90で軽く売り向かい。短期トレンドは1.0950割れを見ない限り変化しません。
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