2019年10月31日
【ドル/円】:ドルの押し目買い方針継続。
注目のFOMCでは市場の予想通り0.25%の利下げを実施しましたが、パウエルFRB議長が先行きの利下げについては「適切に見極める」とコメントし、予防的利下げを休止する可能性に含みを持たせています。 ドル/円は寄せ線で終え、上下の抵抗を抜け切れずに寄り付き水準に押し戻されています。強い上昇エネルギーも感じられませんが、短期トレンドが強い状態を維持しているので、押し目買い方針継続とします。 今日のドル買いは108.70台で押し目買い。損切りは108.20で浅めに一旦撤退です。ドル売りは109.30-40で戻り売り。損切りは109.80で撤退です。 日足が108.50割れで終えた場合は107.80~108.20近辺まで下値余地が拡がり易くなります。さらに、107.50割れで終えた場合は日足の形状が悪化して下値リスクが点灯します。この場合でも106.80割れで越週するか、106.50割れで終えない限り、短期トレンドは変化しません。逆に109.60-70の抵抗をしっかり上抜けて越週するか日足が110円台で終えた場合は、さらに1円程度上値余地が拡がり易くなります。 日足の上値抵抗は109.30-40、109.60-70に、下値抵抗は108.60-70、107.50-60にあります。
【ユーロ/円】:上値余地を探る動き。押し目買い方針継続。
ユーロ/円は小陽線で終え、実体ベースで121.30超えに乗せて来ました。上昇余力が強いものではありませんが、上値余地がもう一段拡がる可能性が生じており、121.00-10で軽く押し目買い。損切りは120.20で一旦撤退です。売りは様子見か、121.30-40で軽く売って121.60で浅めに撤退です。短期トレンドは119円割れでニュートラルな状態に戻します。
【ユーロ/ドル】:押し目買い方針継続。
ユーロ/ドルは3手連続陽線引けとなり、直近の陽線が1.1080-90の下値抵抗にも跳ね返されています。ユーロの押し目買い方針には変わりありませんが、中期トレンドが弱いので1.1250超えで終えるまでは急伸にも繋がり難いと見られます。買いは1.1120-30で押し目買い。損切りは1.1070で一旦撤退です。売りは様子見です。上値抵抗は1.1150-60、1.1220-30に、下値抵抗は1.1080-90、1.1020-30にあります。短期トレンドは1.0950割れで終えない限り変化しません。
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