2019年9月10日
【ドル/円】：上値余地を探る動きが継続中。押し目買い方針で。
ドル/円は小反発。単体では上昇エネルギーに欠けるものですが、日足の形状が安定しており、下値余地が限られる展開が予想されます。上値余地がもう一段拡がる可能性が高いので、目先は浅い押し目を拾って流れに付いて行く方針で。但し、106円割れで終えた場合は日足の形状が悪化して105円台の足元を固め直す動きが強まり易くなります。逆に108.10-20の抵抗を上抜けて終えた場合は、108.80～109.10ゾーンにある中期的な上値抵抗をトライする動きが強まり易くなります。 今日のドル買いは107.00-10で軽く押し目買い。損切りは106.30で一旦撤退です。ドル売りは様子見か108.10-20の吹き値があれば売り向かい。損切りは108.60で一旦撤退です。 日足の上値抵抗は108.10-20、108.50-60に、下値抵抗は106.40-50、106.00-10にあります。
【ユーロ/円】：上値抵抗に注意。買いは押し目待ち。
ユーロ/円は小陽線で切り返して下値を切り上げる流れを維持していますが、119.00-10超えから厚くなる上値抵抗にぶつかる可能性にも注意が必要です。短期はユーロやや強気の流れにありますが、中期的な上値抵抗が122.20-30にあり、これをしっかり上抜けて越週しない限り、下値リスクを残します。一方で116.50-60に強い下値抵抗が出来ており、これを割り込んで越週するか、値動きの中で115.50割れを見ない限り、押しは一旦買い場となります。118円台の買いは様子見とし、117.30-40以下の押し目待ちとします。損切りは116.40で撤退です。売りは1日様子見か119.10-20の戻りを軽く売って119.60で浅めに一旦撤退です。
【ユーロ/ドル】：上値余地が限られる展開。戻り売り方針継続。
ユーロ/ドルは小反発。上値を切り下げる流れから上抜けておらず、上値余地が限られる可能性が高いと見られます。買いは様子見か1.0940-50の押し目待ちとします。損切りは1.0890で一旦撤退です。売りは1.1070-80で戻り売り。損切りは1.1110で浅めに撤退です。短期トレンドは1.1150超えに値を戻せばニュートラルな状態に変化しますが、1.1250超えに値を戻すまでは下値リスクへの警戒も必要です。
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