2019年8月15日
【ドル/円】:ドルの戻り売り方針継続。
ドル/円は反落。前日の陽線の値幅を切り崩し切れておらず反発に転ずる可能性を残していますが、短期トレンドが弱いままであることから、105.20~105.50ゾーンの足元の強さを確認する動きが強まると見られます。 105円台の抵抗を守り切れば再度106円台の抵抗をトライする動きに繋がり易くなりますが、トレンドが弱いのでドルの戻り売り方針継続とします。 今日のドル買いは様子見か、104.60-70の押し目があれば軽く試し買い程度に。損切りは103.90で撤退です。ドル売りは106.00-10で戻り売り。上値余地を106.30-40近辺まで見て置く必要があります。損切りは106.80で一旦撤退です。短期トレンドは107.80超えで終えない限り変化しません。 日足の上値抵抗は106.00-10、106.50-60、107.30-40に、下値抵抗は105.10-20、104.60-70、104.00-10にあります。
【ユーロ/円】:ユーロの戻り売り方針継続。強い下値抵抗にも注意。
ユーロ/円は実体の大きい陰線引けとなり、前日の大陽線を打ち消しています。117.50-60、117.00-10に強い抵抗がありますが、下抜けて終えた場合は一段の下落リスクが生じます。トレンドが弱いので買いは様子見か、116.70に浅い損切りを置くなら117.00-10の押し目があれば軽く買い狙い。売りは118.60-70で戻り売り。損切りは119.50で一旦撤退です。短期トレンドは120円台を回復すればニュートラルな状態に戻します。
【ユーロ/ドル】:上値の重い展開続く。
ユーロ/ドルは小幅続落。単体では下げ余力の強いものではないので、急落に繋がらないと見ますが、日足の形状が悪化しており、1.1170に位置する21日移動平均線を若干下抜けた位置で終えています。もう一段押す可能性が生じているので今日の買いは1日様子見です。或いは1.1100-10の押し目を軽く買って、1.1040で撤退です。これが付いた場合は再び下値リスクが高くなります。売りは様子見か1.1210-20の戻りがあれば軽く売って1.1240で浅めに一旦撤退です。短期トレンドはニュートラルな状態ですが、1.1050割れで再び“ユーロ弱気”に変化します。
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