日本全国47都道府県のトレーダーを徹底調査!(※1)
外為どっとコム49万会員のいまがわかる。
【特集1】FX最強地域2019年7月
外為どっとコムのお客様の傾向を都道府県別でご紹介。
前月の「FX最強地域」が明らかに!
2019年7月 1人あたり取引数量トップ10(単位:千通貨)
今回の特集1は「7月のFX最強地域」です。
都道府県別に毎月の取引数量、勝率、スワップポイントのランキングを発表します。
まずは1人あたり取引数量のトップには124.8万通貨と唯一の「百万通貨超え」で佐賀県(3位→1位)が躍り出ました。
反対に鳥取県は6月の首位から5位へ陥落し、取引量も43.2万通貨に留まりました。
今回の注目地域は3位の栃木県で、前回の24位から大きく勇躍しました。
なお栃木県は全体の取引量でも全国10位の規模と高い潜在力を持っています。
2019年7月 勝率トップ10
次は7月の勝率(※2)ランキングです。
順位はトップから7位まで先月と変わらず、各県とも一歩も引かない実力争いの様相を呈しています。
そのなかでも注目すべきは今回ランキングに食い込んできた京都府と栃木県。
京都府は34位から8位、栃木県は33位から10位へ大きく順位を上げて勝率も6割後半まで向上しています。
特に栃木県は取引量も2倍以上伸びていることから、量・技巧ともに勢いに乗っている県といえるでしょう。
2019年7月 1人あたりスワップポイント トップ10(単位:円)
スワップポイントランキングの首位は前月と変わらず香川県が奪取し、その額も20.7万円から21.8万円へさらに伸ばしました。
そのほか全体的な順位は多少の変動があったものの、メンバーは前月同様に大都市圏で占められています。
上位は香川・千葉・京都・東京の争いになってきていますが、「スワップ長者・香川」の座を脅かす地域が出てくるのか注目です。
なお、外為どっとコム支店が位置する沖縄県のランキング推移はそれぞれ取引量11位→35位、勝率17位→29位、スワップ38位→36位とスワップポイント以外の順位を大きく落とす結果となりました。
【特集2】全国8月夏相場対決!
直近5年間(2014~2018年)の8月相場を取引量・勝率で比較。
夏を制したのはどの地域だ!?
8月夏相場 1人あたり取引数量トップ10(単位:千通貨)
今年の8月相場は米中再対立や逆イールドなどの波乱が巻き起こり、夏本番の熱い展開が続いています。
そこで特集2では「過去5年間の8月夏相場」をテーマに全国47都道府県のランキングを発表します。
まず1人あたり取引数量は、青森県が500.6万通貨でダントツの1位、そして2位は高知県の346.6万通貨、3位は鳥取県の292.9万通貨と続きました。
その内訳をみてみると、どの地域も2015年8月の取引量が群を抜いて多く、特に青森県の取引量はなんと967.8万通貨にも及びました。
さらにこの期間は地域の取引量を合計した「全取引量」でも全国5位となっており、青森県の人口を考慮すると驚異的な量であったことがわかります。
2015年8月といえば中国人民元の切り下げをきっかけに株価が大きく下落する「チャイナ・ショック」が発生し、ドル/円も一時6円近くまで下げ幅を拡げるなど大相場を演じた月です。
青森勢がこの下落相場のチャンスを逃さず全力でトレードに取り組んだことは想像に難くありません。
今年の8月も中国が人民元の対ドル基準値を1ドル=7元以上の元安に設定するなど「チャイナ・ショック」を想起させる局面が続いていますが、青森勢がこの機会をどう捉えているのか気になりますね。
8月夏相場 勝率トップ10
次は過去5年間の8月夏相場の勝率ランキングです。
こちらは山形県が75.3%でトップ、以下は僅差で2位山口県(70.8%)、3位奈良県(70.5%)、4位福井県(70.3%)、5位岩手県(70.1%)などが続きました。
山形県は月別勝率ランキングでも常に顔を出す常連ですが、夏相場でさらに本領を発揮。
先述の「チャイナ・ショック」が発生した2015年8月でも山形県は3位(71.8%)に食い込むなど大相場でも抜群の安定感を誇っています。
8月は人民元切り下げ(2015年)や米債格下げ(2011年)、パリバショック(2007年)など過去にたびたび金融危機が発生していることもあり、市場関係者にとっては夏休みシーズンと同時に「魔の8月」でもあります。
今回、過去5年間の8月夏相場は東北勢が制しましたが、今年の夏をどう乗り切るのか今後のランキングも要注目です。
結果まとめ
2019年 7月全国最強FX地域
8月夏相場 最強地域
※1 数値はすべて稼働顧客のみを対象としたものです。
※2 「プラスになった決済回数÷決済の総回数」で算出