FXがきっかけで会社を辞めて、ヨーロッパ旅行に出かけたOLの話の最終回です。
中編では旅行のスケジュールとイタリア旅行についてまでお話ししました。
今回はイタリアに続いて訪問したフランス、スペインから無事に帰国するまでの旅についてです。
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【トラベル】FXがきっかけで会社を辞め、人生を変えるヨーロッパ旅行へ出かけたOLの話(前編)
【トラベル】FXがきっかけで会社を辞め、人生を変えるヨーロッパ旅行へ出かけたOLの話(中編)
買い物と観光が同時に楽しめる"パリ&モンサンミシェルツアー"(5~9日目)
パリには空路で入りました。
パリはこの旅で一番滞在期間が長く、2日間はプランをたてていなかったので、ゆっくり起床して行動しました。
6日目には、電車で郊外のアウトレット「ラ・ヴァレ・ヴィレッジ」に行ってきました。
ここで私が良いと思ったのはロンシャン!ロンシャンと言えば、トートバックのルプリアージュが人気ですが、日本では考えられない驚きのプライスで売られていました!
それ以外の商品も安く、私はバックと手帳を購入しました。
夕方にはパリ街中に戻ってシャン・ドマルス公園に行き、エッフェル塔を眺めていました。
7日目はベルサイユ宮殿に行きました。
ベルサイユ宮殿は予約をしていなかとかなり待つことになるので、注意してください。
公園・庭園だけでも、あまりに広大な敷地だったため、半日かけて公園・庭園だけを観光しました。
恐らく、1〜2日かけて、すべてを見ようとすると、ベルサイユ宮殿だけで"へとへと"になってしまうと思います。
興味のある人は、時間を取るように気をつけてください。
8日目は"モンサンミシェル"ツアーに参加しました。
パリからバスで移動していると、車窓はのどかな景色に変わっていきました。
モンサンミシェルは、外からの景観が良いです。
モンサンミシェルの周辺は水辺ですが、外周を歩くことも可能です。
私は靴を脱いで、足が泥だらけになりながら1周しました。
興味のある方は是非。
スペインのリゾートで非日常を満喫 "ネルハ&フリヒリアナ&マラガ"(9~10日目)
9日目はパリから空路でスペインの地中海に面したリゾート地として知られるマラガに、まず移動し、そのままバスでネルハに入りました。
ほぼ移動日でした。
ネルハは海沿いで景観がとても美しいのどかなリゾートです。
10日目は朝一でビーチに行き、海に浮かんでいました。
そして午前中に、世界一美しい村と言われるフリヒリアナへ。
街並みはギリシャのサントリーニ島やミコノス島をコンパクトにしたような可愛らしさです。
1~2時間、街並みを堪能した後、お昼過ぎにはマラガに戻りました。
マラガからセビリア行きの鉄道に乗るまで時間があったので、駅で荷物を預けてマラガを観光しました。
マラガは、駅から少し歩けば公園や大聖堂、マラガ砦があり、街並みも良く素敵な町でした。
イスラム教とキリスト教文化の融合が実感できる観光都市セビリア(10~11日目)
10日目夜には、鉄道でアンダルシアの州都セビリアへ。
セビリアはイスラムとキリストの文化が融合した街です。
そのため、歴史ある建築物には、スペインの他の街とは違った美しさがあります。
中でもセビリア大聖堂は、ローマのサン・ピエトロ大聖堂とロンドンのセント・ポール大聖堂に次いで、世界第3の規模を持つキリスト教聖堂です。
「後世の人々が正気の沙汰でないと思うほど巨大な聖堂を建てよう」というコンセプトのようで、遠くから見てもとても美しく絵になり、近くで見ても圧巻です。
ここも事前予約無しだと長蛇の列です。
その為、最初は入場の列に並びましたが、途中で並ぶのをやめて、町の観光を楽しむことにしました。
セビリアには、映画 "スターウォーズ"の撮影にも使われたスペイン広場があります。
列柱が並ぶ美しい回廊、タイル画、水路、陶器装飾がなされた橋、そして白馬の馬車。
"絵"になるのではなく"映画"になるだけの荘厳さがある場所です。
しかも入場が無料!隣には広大で美しいマリア・ルイサ公園があり、その日のうちに両方の観光ができました。
ガウディだけじゃない魅惑のバルセロナ(11日目~13日目)
11日目の夜に空路でバルセロナに入りました。
12日目はあのサグラダファミリアを見に行きました。
塔へ上るエレベーターを予約していたのですが、なんと整備で塔へあがることができませんでした。
それでもあの美しいステンドグラス、他に類を見ないガウディ建築をこの目で見ることができました。
その後は街中を散歩しサン・ジョセップ市場へ。
ここではフレッシュジュースも生ハム串も1ユーロ!おいしいものを、とても安く食べることができました。
さらにふらふらと散歩していると、シウタデリャ公園に行きつきました。
ここは市民の憩いの公園という雰囲気ながら、何気なくある噴水はとても豪華でした。
バルセロナのオリンピック会場も行きましたが、誰もいなかったので、中まで見ることができました。
13日目は旅の最終日。
前日は遅くまで観光したため、のんびりとガウディのグエル国立公園に行きました。
ただ、入場規制をしていて、入場が可能になるのは4時間後ということでしたので、中には入らずに、外観を楽しんで、市内散策をすることにしました。
ビーチに行くと、休日ということもあって、どこに行っても人が一杯でした。
街中のビーチでも、トップレスで日焼けを楽しむ女性がいます。
ラテン国として知られるスペインとの文化の違いを、実際に感じることができました。
そんなこんなで、最終日はのんびりとバルセロナの街並みを楽しんでから、そのまま空港へと向かいました。
2週間の旅を終え、一路日本へ(14日目)
そして、無事、事故やケガに見舞われることもなく、日本に帰国することができました。
14日間の旅行中、「楽しい」「嬉しい」「感動!」という瞬間が沢山ありました。
街から街へと移動するバスや電車は、自分の過去や家族など、さまざまなことを考える時間になりました。
そして、今回の旅行が実現したことで、自分の周りにいる人たちに対する感謝の気持ちがあふれてきました。
日常を離れ、時間と余裕をもって、見知らぬ土地を旅することは、さまざまなことを見つめ直す上で、良いきっかけになるのだと実感しました。
私はFXで短期間に大きな利益が出たおかげで、こういう機会を持つことができました。
皆さんもタイミングを見つけて、ぜひ素敵な旅行をしてみてください。
今回ご紹介した私の旅行記が、初めてヨーロッパ旅行に行く人の参考に、少しでもなればいいなと思っています。
nackyさん
都内にある私立大学卒業後、電子機器販売の上場企業、大手広告代理店、不動産会社などに勤務しながら、資産運用で始めたFX取引で、わずか1年間に約500万円の利益を出したことをきっかけに、会社を辞め、人生を見つめる旅行に出かける。その後フリーランスとしてさまざまな活動に従事し、現在は再び不動産業界に戻り、売買仲介などを行なっている。