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「イベントが盛りだくさん! 8月相場は円高アノマリーが強い!」ひろぴーの 実践!FXトレードストラテジー


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今晩はFOMC、明日は英国のBOE、そして金曜日は米・雇用統計とイベントが盛り沢山です。

正直、為替ポジションを取るのは気が引けますが、毎年夏枯れ相場には、有名なアノマリーが存在します。

過去、8月相場の多くは円高に振れることが多いという特徴を持っております。特に豪ドル円は過去10年間を見ても10回中7回が月足ベースの陰線をつけており、ドル円に関しても、過去10年間に円高に触れた回数は6回と豪ドル円より少し減りますが、円高に触れた回数は50%以上という実績があります。

夏は円高要素が高まる時期なのです。

明日は重要変化日で円高要素がさらにアリ!

僕は西洋占星術での金融トレードをすることも比較的多いのですが、8月1日は変化日というものに当たります。諸説あるのですが、この変化日を起点にトレンドが発生・反転したり、またはレンジ相場がスタートしたりと何かしらきっかけになることが多いのがこの変化日の特徴です。熟練のトレーダーは気にしている方も比較的多いです。

またご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、FXトレードでは水星逆行の動きに注目する投資家も多いです。
この水星逆行期間は1年に3回ありまして、逆行期間は約3週間半ほどあります。この水星逆行期間は本日まででして、それが明日、巡行に戻るタイミングなのです。

実は水星逆行から巡行に戻るタイミングでは、弊社(CXR社)ストラテジストの山中が毎度分析をしておりまして、過去の統計からすると、75%以上の確率で円高に振れるという結果も出ているぐらいです。かなり確率的には高いのです。
https://www.cxr-inc.com/member.html ←ストラテジスト山中の紹介

よって今月初旬は円高要素が非常に多いのが特徴なのです。
金融市場も不安定な相場が続きますし、今回もアノマリー通り円高に振れる可能性が高いのではないでしょうか。
この持論を元に、今週はドル円のショートトレードを狙っておりますので、御紹介したいと思います。
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ドル円ローソク足チャート外為注文情報です。
下落トレンドからボトム圏のレンジ相場で推移をして1ヶ月程度経過しております。
現在は109円を高値にレジスタンスラインが引くことができまして、ここを上抜けする場合はまとまったストップロスが存在するでしょう。
外為注文情報を見てもおわかり頂ける通り、109円をバックに売り指値をしている投資家も多いようです。
FOMCと米雇用統計があることから、一概に決めつけられないのですが、個人的には109円以上のストップを少し引っ掛けてから下落すると、108円にかけての押し目買い注文を見ながらトレードが、戦略的に立てやすいように考えております。

外為注文は買い注文のほうが多い?

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相変わらず上下に注文が多く、大きなレンジ相場と考えたいところですが、細かく数えてみますと、買い注文のほうが多く、逆指値注文も、買いの損切り注文が多いそうです。
つまり、買い方向で考えている投資家のほうが多いというわけですから、やはりここは逆を突いていきたいところです。
現在のアノマリーを考慮すると、売りの要素は増えてきているのではないでしょうか。

先週のコラム
https://www.gaitame.com/media/entry/2019/07/24/000000_1

先週のコラムでもドル円については大方の値動きを記載しておきましたが、今の所少しずつ思惑通りのイメージに近づいてきております。
今週は下値をやる番ではないでしょうか。
108円の買いがヒットした場合、多くの市場参加者はどこでストップロスを置き始めるかも考慮しておきましょう。
総じて、個人的なトレードプランを申し上げますと今週109円をバックでの少額の売りトレードと109.50の手前にも売り指値注文を置いております。
ターゲットは108円割れと100〜200pipsを狙ったトレードになります。

8月アノマリー相場と水星巡行トレードを考慮して下方向に賭けたいと考えております。
もちろん、FOMCと米雇用統計もありますので、レバレッジは1倍未満に抑えてのスイングトレードになります。
損切りは110円超えでしょうか?

ポンドは更に下落か?

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ポンド円もみておきましょう。
先週と先々週からポンドショートは推奨しておりましたが、前回のコラムでは135円からストップがついての下落となってしまいました。
惜しいトレードでしたが、ここに良いヒントがあります。
このように騙し上げから、安値割れはトレンドが大きく走ります。

現在のドル円もこのようなイメージを持っておりまして、109円を騙しブレイクしたあとに108円を割れた場合、押し目買いがすべて捕まって一気にストップロスを巻き込みます。

この展開も少し期待してのショートを狙っているわけです。
リスクリワードは非常に良いトレードになりますので、確率は低いですが、取れた時は大きいので、ぜひこのような値動きをイメージしておいてください。

またこのチャート形状は他の通貨ペアでも十分使えるローソク足分析手法の一つでもありますので、ぜひ覚えておいてくださいね。
ポンド円は簡単な説明になりますが、鉄板の戻り売りポイントは134円のレジスタンスラインです。しかしながら、現在の価格から200pipsも離れておりますのでちょっと現実的ではありません。
せめて133円のプライスの節目ぐらいからの売りでしょうか?
突っ込んだ売りはやりたくないので、ポンド円は見送りか大きな戻りを待ってのトレードとなりそうです。
今週はドル円トレードを中心に考えております。
基本的にはアノマリーに沿って早めに円高ポジションを取る予定です。
米雇用統計を終えたあと、ドル円が上昇していた場合、絶好に売りを狙いたいと考えております。


以上、今週後半のトレード戦略でした。ご参考までに。



「外為注文情報」はこちら

ひろぴー
FX&Cryptoトレーダー、業界ニックネームは「ひろぴー」。ラジオ日経パーソナリティ、FX会社や仮想通貨取引所のコラムニストとして活動の場は多岐に渡る。自らのトレーディングノウハウから、ユーザビリティの高いインターフェース総監督を担う。FX会社や金融プラットフォーム開発エンジニアリング企業、仮想通貨取引所へのコンサルティング業が主。 2019年7月より TradingView Japan の Marketing Director に就任。