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【今日のドル円】昨日の振り返りと今日のドル円相場見通し 2026年5月22日

ドル円レポート:イラン核ウラン報道と米経済指標で乱高下

前日の動き:地政学リスクと米経済指標の強さで一時159.341円まで急伸

昨日の海外市場のドル円は、地政学リスクの台頭と米経済指標の強さから、一時159.341円まで急伸しました。

欧州時間には、イランの最高指導者モジタバ・ハメネイ師が「濃縮ウランを国外に搬出してはならない」と指示したとの報道を受けて、原油価格が急騰しました。

さらにニューヨーク時間に入ると、米新規失業保険申請件数が市場予想より強い結果となり、労働市場の健全性が改めて示されました。

これにより、米FRBによる利下げ転換の先送りが意識され、米長期金利の上昇とともにドル買いが強まりました。

報道否定と和平期待で158.821円まで急反落

しかしその後、イラン高官がウラン搬出拒否の報道を完全に否定しました。

加えて、「パキスタンの仲介により、米イラン合意の最終草案が数時間以内に発表される見込み」と伝わると、和平期待から原油先物価格が一転して急落しました。

これを受けてドル売りが優勢となり、ドル円は158.821円まで急反落しました。

昨日のドル円は、中東情勢を巡る報道とその否定、さらに米経済指標を材料に、上下に振れる乱高下の展開となりました。

本日の動き:国内CPIへの反応は薄く、159円台前半で推移

本日金曜日のアジア時間では、市場が注目していた本邦の4月消費者物価指数(CPI)が発表され、結果は市場予想を下回りました。

ただし、日銀の早期追加利上げ観測を大きく後退させるまでには至らず、市場の反応は限定的となっています。

ドル円は引き続き買い戻しが優勢となり、159円台前半のレベルでもみ合う推移が続いています。

外為どっとコム総合研究所
黒川健
米国Capital Market Services LLCニューヨーク本社および上田ハーロー株式会社でカバーディーラー、プロップディーラーを約20年間務める。2021年9月(株)外為どっとコム総合研究所入社後は、テクニカル分析、ファンダメンタル情報を配信している。
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