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ドル円、数か月後に200円突破!?過去値動きと現在を比較 2026/3/23 #外為ドキッ

「ドル/円」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 為替アナリスト 中村勉
X(Twitter):@gaitamesk_naka

『最新のドル/円相場を解説』

最新のマーケット情報まとめ

<足元の動き>
・日銀金融政策決定会合後→一時ドル売り・円買い→一時157.51円前後まで下落
・ECBやBOEも早期利上げ観測浮上
・FRBも年内に利上げの可能性
・中東紛争長期化懸念で『有事のドル買い』もあり、159円台へ反発

<今後の焦点>
中東情勢
・トランプ米大統領は「48時間以内にホルムズ海峡を開放しなければ最大級の攻撃を行う」と発言(タイムリミット:日本時間24日午前8時44分)
・イラン側はホルムズ海峡の完全封鎖で対抗すると警告

金融政策
・市場はECBやBOE、RBAなど今年3回の利上げを織り込む
・FRBも利下げから利上げへ織り込みが修正された
→日銀は年内2回の利上げを約9割織り込んでいるが、日銀の利上げが他国と比べて周回遅れのイメージが強まっており、円の存在感が薄れてる


<2022年との比較>
・2022年2月(ロシアによるウクライナ侵攻時):ドル円は115円前後で推移していたが、その後同年秋にかけて151円台後半まで上昇(約30%の円安)

・今回:米国によるイラン攻撃開始直前のドル円は156円台で推移。同様に30%程度の円安が進んだ場合、200円台に到達する計算となる

もっとも、当時は日銀がゼロ金利政策を維持していた一方、足元では緩やかながら利上げ路線に転じており、金融政策環境は大きく異なる。このため、あくまで過去の値動きを機械的に当てはめた場合の試算として捉える必要がある。

<介入警戒>
・IMMの円ネットショートが2024年7月以来の水準まで拡大
・2024年7月は政府・日銀が介入した局面であり、再び投機的な円売りへの警戒感が高まっている
・外為どっとコムの顧客オーダーでは159円台後半から売り注文が積み上がり始めている
・160円超えで円安が加速した場合、政府・日銀による介入警戒が一段と高まる見通し

<結論>
イラン情勢の長期化懸念が最大のテーマであり、原油高→各国インフレ長期化→欧米中銀の利上げ観測強まる→日銀の相対的な存在感低下、という連鎖が起きている。円は実質金利マイナスという構造的な弱さを抱えており、利上げしても追いつかない状況。160円超えで介入警戒は高まるが、IMMの円ショートポジションの積み上がりや地政学リスクの不透明感を踏まえると、『円安基調は当面継続しやすい環境』と言える。2022年の再現シナリオ(200円超え)は尾を引くリスクとして意識すべきだが、金利差の拡大ペースなど当時との相違点も存在するため、過度な単純比較には注意が必要。

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nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 情報企画部 為替アナリスト
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
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