本日のロンドン為替市場のユーロドルは、現状維持が見込まれている欧州中央銀行(ECB)理事会の後のラガルドECB総裁の記者会見で当面の金融政策を見極めることになる。
ポンドドルも現状維持が見込まれているイングランド銀行金融政策委員会(MPC)の後のベイリーBOE総裁の会見で当面の金融政策を見極めることになる。
本日のECB理事会では、昨日発表された1月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)が前年比+1.7%と2024年9月以来の低水準となったものの、金融政策の現状維持が見込まれている。
市場では、インフレ目標2%を下回るインフレ率とユーロ高によりECBが金利据え置きを続けるべきか再考する要因になり得る、との見方もあり、ラガルドECB総裁の見解に要注目となる。
前回のECB理事会議事要旨では、ユーロ圏のインフレ率は低下傾向にあるものの、「よい立ち位置」にある金融政策を覆すまでには至らず、当面は金融政策の据え置きが見込まれている。
イングランド銀行金融政策委員会(MPC)では、前回12月会合で、わずか1票差で利下げを決定した後、現状の金融政策スタンスが維持されると見込まれている。
ベイリーBOE総裁の会見では、最新の経済見通しや次回の利下げ時期への言及に注目しておきたい。
また引き続き、ウクライナやイランを巡る地政学リスクに関するヘッドラインには警戒しておきたい。
想定レンジ上限
・ユーロドル:1.1929ドル(日足一目均衡表・転換線)
・ユーロ円:186.87円(1/23高値)
・ポンドドル:1.3849ドル(1/28高値)
・ポンド円:215.01円(2/4高値)
想定レンジ下限
・ユーロドル:1.1720ドル(日足一目均衡表・雲の上限)
・ユーロ円:184.33円(日足一目均衡表・基準線)
・ポンドドル:1.3483ドル(1/23安値)
・ポンド円:212.31円(日足一目均衡表・転換線=基準線)
(山下)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
