前日欧州時間から本日アジア時間のマーケット動向と個人資家動向をまとめました。市場参加者の動向を確認し、FX取引をする上での情報としてお役立てください。
FX投資家フローと市況
前日オープンから本日15時までのUSDJPYの値動き(ローソク足)と個人投資家動向です。(画面下のグラフは各時間帯の個人投資家の売買を表しており、青いバーが売数量、赤いバーが買数量です。)

1日、NY時間序盤にウォラーFRB理事とボウマンFRB副議長が会見で、「私が反対票を投じたのは、政策金利を0.25%引き下げることが適切だと判断したため」「行動を遅らせることで、労働市場の悪化や経済成長のさらなる減速というリスクがある」などと発言し、市場が混乱する中、注目された7月の米雇用統計では、非農業部門雇用者数が前月比7.3万人増と、市場予想の10.4万人増を下回り、過去2カ月分が計25.8万人下方修正された。
この結果を受けて、米国の9月利下げ観測が高まり、米長期金利の低下とともにドル売りが進行。加えて、NY終盤には「クーグラーFRB理事が8月8日付で辞任する意向を示した」との報道が伝わり、ドル売りが加速した。
また、トランプ政権による高関税の発動や、米労働市場の軟化を受けた株価急落によるリスクオフの円買いも出て、ドル円は147.292円まで下落した。
本日アジア時間、弱い米雇用統計や過去分の大幅な下方修正を受けて、トランプ大統領がマッケンターファー労働統計局長の解任を命じたほか、クーグラーFRB理事の突然の辞任など、米国への信認低下が意識される中、ドル円は早朝に147.049円まで下落した。その後は、一時4万円を割り込んだ日経平均が4万円台を回復したことや、下落ペースの速さに対する反動もあり、ドル円は147.908円まで上昇した。
取引金額
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」の取引を円換算した取引金額です。

市場シェア上位
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」取り扱い通貨30通貨ペアの内、取引量が多かった上位10位です。

ポジション金額
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」ポジションの円換算金額です。(青いバーが売建玉、赤いバーが買建玉です。)

ポジション増減
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」主要通貨ペアのポジション増減(前日比)です。

外為どっとコムの取引サービス「外貨ネクストネオ」での取引データを元に作成しています。
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