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ドル円午前の為替予想、トランプ関税に関心集中 2025/7/7

午前の為替予想は… トランプ関税に関心集中

作成日時 :2025年7月7日7時30分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 神田卓也

ドル円予想レンジ

143.500-145.300円

前日の振り返りとドル円予想

4日のドル/円は終値ベースで約0.3%下落。前日の米6月雇用統計は見た目ほど強くなかったとの見方もあってドルに調整売りが出やすかった。一時は、前日の上げ幅の半分以上を吐き出す形で144.18円前後まで下落したが、NY市場が休場となる中で売りは続かず144円台半ばへと緩やかに持ち直した。今週は9日に米国による上乗せ関税の猶予期限を迎えることから、市場の関心はトランプ米政権の動向に集中しそうだ。トランプ大統領は、各国との関税交渉が思い通りに進まない中、貿易相手国に対し一方的に関税率を示した書簡を4日から送りつけるとし、税率は最大70%になる可能性があると表明。一方で、日本側は石破首相が6日に「安易な妥協はしない」として、あくまでも自動車関税ゼロを求める考えを示した。

本日はトランプ関税を巡る不透明感を背景に、株安などを通じて市場心理が悪化するリスクに警戒が必要だろう。もっとも、リスクオフが一方的な円高につながる公算は小さい。足元の為替市場では安全通貨としての円の地位が低下している上に、米国による関税の引き上げは日本の貿易赤字を拡大させる可能性が高いことから、円売り材料にもなり得るためだ。ドル/円は本日も方向感を欠く値動きが続くと見られ、仮に143円台に差し込めば押し目買いが入りやすい一方、145円台を回復すれば戻り売りが優勢となるだろう。

今朝 最新のドル/円チャート

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外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト 神田卓也
外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年から外国為替市場に携わる為替アナリスト。証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社し、ドル/円スポット、資金(デポジット)、金利デリバティブなど国際金融商品の取引仲介業務を担当。2009年7月、外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・金融市場の調査・分析に従事。2011年12月より現職。
30年以上にわたる市場経験をもとに、個人FX投資家向けの相場解説・情報発信を行う。テレビ東京「Newsモーニングサテライト(モーサテ)」への出演をはじめ、NHK、日経CNBC、ストックボイスTV、ニッポン放送など、テレビ・ラジオ・新聞・WEBメディアへの出演・取材・コメント実績多数。