前日欧州時間から本日アジア時間のマーケット動向と個人資家動向をまとめました。市場参加者の動向を確認し、FX取引をする上での情報としてお役立てください。
FX投資家フローと市況
前日オープンから本日15時までのUSDJPYの値動き(ローソク足)と個人投資家動向です。(画面下のグラフは各時間帯の個人投資家の売買を表しており、青いバーが売数量、赤いバーが買数量です。)
27日、ベッセント財務長官がFOXビジネスのインタビューで関税を巡る各国・地域との貿易交渉を9月1日の「レイバーデー」までにおおむね完了できるとの見通しを示したことで7月9日を期限とする相互関税の上乗せ分の停止期限延長の可能性があることを示唆し、株式市場が堅調に推移し、リスクオンの円売りが進行。また、NY時間に発表された5月米個人所得や消費支出が前月比でマイナスとなったものの、PCEコア・デフレーターの前月比、前年同月比が市場予想を上回ったことも、ドル買いを後押しし、ドル円は144.943円まで上昇した。
本日アジア時間、29日にFOXニュースのインタビューで、トランプ米大統領が自動車貿易について「不公平だ。日本にはそれを説明した。彼らも理解している」とし、輸入車に課す25%の追加関税を譲らない姿勢を示したことで、日米通商協議への不安が燻り続け、ドル円は144.40円付近で取引を開始。その後、月末仲値に向けてドル円は144.755円まで上昇したが、人民元高に伴うドル安や、日経平均が急速に上げ幅を縮小したことによるセンチメントの悪化などで、ドル円は143円後半まで下落した。
取引金額
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」の取引を円換算した取引金額です。
市場シェア上位
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」取り扱い通貨30通貨ペアの内、取引量が多かった上位10位です。
ポジション金額
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」ポジションの円換算金額です。(青いバーが売建玉、赤いバーが買建玉です。)
ポジション増減
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」主要通貨ペアのポジション増減(前日比)です。
外為どっとコムの取引サービス「外貨ネクストネオ」での取引データを元に作成しています。
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