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ドル円午前の為替予想、原油動向がカギ 米国のイラン攻撃で 2025/6/23

午前の為替予想は… 原油動向がカギ 米国のイラン攻撃で

作成日時 :2025年6月23日7時30分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

ドル円予想レンジ

145.500-147.800円

前日の振り返りとドル円予想

20日のドル/円は約3週間ぶりに146円台へと上昇。中東情勢を巡る過度な懸念が和らいだとの見方から円売りが優勢となり、5月29日以来の146.22円前後まで上値を伸ばす展開となった。イスラエルとイランの情勢を巡り、好悪入り混じる報道が伝わる中、持ち高調整の円売り(円買いの巻き戻し)が出たと見られる。なお、米国は21日(日本時間22日)にイランの核施設3カ所を攻撃。トランプ大統領は軍事介入の決断まで「2週間以内」としていたが、その発言から僅か2日で攻撃に踏み切った格好だ。

本日のドル/円は米国の中東参戦を受けた有事のドル買いで146円台半ばへと上昇している。他方、クロス円の多くはリスク回避の円買いが先行しており、ドル買いと円買いが交錯する展開となっている。このあとのドル/円は原油相場の動向がカギとなりそうだ。中東の緊迫化を受けて原油価格の大幅な上昇が続くようならドル買い・円売り優勢の展開も継続する公算が大きい。原油価格の上昇は日本の貿易赤字拡大要因となる。一方、米国は世界最大の産油国だ。このため原油高をともなう中東リスクの高まりは、リスク回避の円買いよりも有事のドル買いを強めやすいと考えられる。ただ、トランプ大統領はイランが交渉の場に戻ることを期待しており、現時点では追加攻撃を計画していないと米メディアが報じている。原油相場の上昇が限定的ならドル/円の上値も限られるだろう。

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kanda.jpg 株式会社外為どっとコム総合研究所 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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