動画で見通しを解説
S&P500：最新の見通し
・現在のS&P500は5980ポイント前後で推移。直近は下ヒゲの陽線を形成し、反発基調を示唆。
・上昇三角形（アセンディングトライアングル）を形成中。上抜けすれば6000ポイント突破の可能性あり。
・短期移動平均線（5日線）が再び上向きに転じ、テクニカル的には押し目買いが有利な状況。
・RSIは50を維持して反発、過熱感も乏しく、上値余地あり。
・ただし、6000ポイントを割り込んだ場合はダブルトップ形成のリスクも。下値目処は最大5500ポイント。
・トランプ政権が鉄鋼・アルミの関税を50％へ引き上げるも影響は限定的
・トランプ氏の続報や、米中首脳会談の時期・内容次第では、相場が急変する可能性あり。
・直近はイベント待ちで「様子見」のムードも強く、明確なブレイクには新たな材料が必要。
✅ まとめ
S&P500は6000ポイントの大台を目前に、強気継続か反落かの重要な局面に差しかかっています。チャート上では上昇三角形を形成しており、テクニカル的には押し目買い優勢ですが、政治リスクやイベントの内容次第では流れが一気に変わる可能性も。特にトランプ大統領の関税発言や、米中首脳会談の行方が今後の相場に大きな影響を与えるでしょう。慎重な姿勢を保ちつつも、チャンスを見極める柔軟な対応が求められる場面です。
S&P500 チャート分析①（日足）
S&P500 チャート分析②（4時間足）
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外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員宇栄原 宗平（うえはら・しゅうへい）
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月（株）外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか！』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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